「電源が入らなくなりました。見て貰えますか？」とお持ち込み。
SMCリセットなど分解前に行うチェックを経ても反応はなし。メモリを抜いても反応は変わらず。あとは分解してまずは電源を交換してみます。
残念ながら電源交換では動作しませんでした。ということで、基板をチェックして行きます。
分解途中の部品。あまりサビが入らない部品です。
目視でチェックをするとIO端子類に青サビが出ていました。目視では大きな異常を発見できませんでしたが、あまりサビが入らない部品（lower support bracket (別名 “chin strap”)）に、サビが出ていますね。
基板交換だとまあまあな予算がかかります。サビ、ホコリなどの不純物の付着で動作しなくなることもありますので、まずは基板洗浄して通電するか確認してみましょう。全分解してCPUも外します。
iMac 27インチのヒートシンクのはめ直しはちょっとだけ面倒くさいです。
CPU外しました。
洗浄おわりましたので、乾燥後、逆の手順で組み直して
電源オン！
起動しました！(^・^)
メモリスロットやUSB端子などに異常はありましたが、問題無く動作しております。
HDDモデルでしたので、SSDへの交換をご提案させていただいてご了承頂きました。
引き続き交換を行って完了です。
液晶画面の手垢を落としてラップを貼って、お受け渡しを待ちます。
ご利用ありがとうございました。
