MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports) A2251 EMC 3384 リュックの中で水没 洗浄作業

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「リュックの中で水筒の水漏れで、ライカムに持っていったら、16万と言われた。」とお子さんがお使いのマシンをお父さまにお持ち込み頂きました。

「水濡れしてしまった」とのご相談が連日つづきます。

水濡れがありますと、通常は基板交換を行ってもキーボードやバッテリーなどの電源周りに不具合がでる可能性があります。その上、液晶パネル内部にも水が入っているのであれば、液晶交換も必要になりますので、どうしても高額になってしまいます。

今回ユーザーさんは「どうしてもこのマシンを直したい」とのこと。完全に直る保証はできませんが、最低限の処置を行うということでご了解を得まして、作業を進めていくことになりました。

早速分解して行きます。

ぱっと見はきれいですが。

ぱっと見はきれいですが。

 

あちこちに不純物が見られます。

あちこちに不純物が見られます。

 

青サビ

青サビ

 

基板を外します。

基板を外します。

 

青サビ

青サビ

 

全体的に水がまわってしまったようです。

全体的に水がまわってしまったようです。

 

青サビを落とします

青サビを落とします

 

落としました。

落としました。

目視での不純物の除去は終わり増したので、乾燥後、組み上げて電源をいれます。

電流は正常に流れています。

電流は正常に流れています。

起動はしましたが、

画面映っています。

画面映っています。

 

水濡れ部分がありますね。

水濡れ部分がありますね。

 

キーボードビューアを表示して、キーボードが反応しているかチェックします。

キーボードビューアを表示して、キーボードが反応しているかチェックします。

 

お客様は正常動作をするのであれば、液晶画面の交換もしたいということでした。

ただ、水没マシンは突然おかしくなる危険性は残ります。

「高額な液晶部品まで交換したあとに壊れると無駄になってしまうので、とりあえずTimeMachineでのバックアップをとって、しばらくお使いになってから、必要であれば交換の検討しても良いのでは?」と提案。

「実際にはこのマシンはこのままお使いになり、お買い換えをご検討された方がいいかと思います。」と合わせてお伝えして、今回はこちらにて作業完了です。

 

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