MacBook Pro Retina 13 基盤異常

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MacBook Pro Retina 13の起動不良で那覇新都心からお持ち込み。
アップルマークが出たあと突然落ちてしまい起動しないとのこと。
最近この手の起動不良をみかけるようになりました。一昔まえには余り見たことのない不具合です。
キーの組み合わせでいろんな起動の仕方が選べますが、自己診断モードすら立ち上がらないのはちょっと心配です。
SSD不良で済めばよいのですが最悪は基盤交換が必要になるかも知れません。
おそらくGPUあたりかどこかのハンダにヒビが入ってしまっているのだろうと思いますが、
鉛フリーハンダになって確実に同様の故障は増えているかも知れません。
鉛フリーはんだの採用により浮上した新たな技術課題
さて購入日を聞いてみると5月あたりで既にメーカー保証が切れている可能性があります。
うーんソニータイマーならぬAPPLEタイマーか!!!
などと考えながら、お客様に確認すると「延長保証には入っていない」とのこと。
いやいやと念のため調べてみるとなんと保証に加入済みでした。
とりあえず修理に関しての心配はなくなりました。
本体の修理自体は保証対応になりますが、修理内容によってはデータが消去される場合もあります。
お客様はデータも残したいとのことでしたので、
内部SSDを取り出してデータを確認すると特に損傷は無く問題無くデータ救出ができました。(写真)


メーカーでは基盤ごとの交換になるでしょう。AppleCareはちょっと高めですが入っていて良かったですね。ホント。
過去13インチ、15インチ共に今回と似たような症状が起きるGPU(グラフィックチップ)周りの故障が多くありました。
今回のような新機種でも依然同様なシビアな故障が起きるようであれば、
Appleのラップトップは何某かの延長保証に入っておいた方が良さそうです。
あと特にラップトップの寿命を長持ちさせるためには、
当たり前の様ですがまずは強い衝撃を与えないこと。
あまり極端に熱くならないように底面を浮かす、USBファンなどで風を送るなど、
冷却しながら使うといいかと思います。(といっても起きるときには起きちゃうと思いますが。)
ご利用ありがとうございました。
当店でもさらに安心保証付きの新品販売をしております。
お気軽にお尋ねください。

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