パスコードロックと、データの暗号化

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海水水没からほぼ1日たった5s。当店にて全体洗浄ではじまる特殊作業により電源は入りましたが、フロントパネル死亡、センサーはぽろりと錆びて落ちる程度に死亡。テスト機材にて毎度バックアップを阻害するパスコード設定を解除し、ご希望の写真類のデータについては取り出しOK。その他のデータは暗号化が施されていて救出できませんでした。お客様が覚えてなければ、それ以上の救出はかないませんがどうなりますやら。
パスコードロックと、データの暗号化。この二つの設定で折角電源が入るようになった水没iPhoneからデータが救い出せないこともあります。個人でお使いのお客様はそこまでのセキュリティが必要かということを十分に検討された方がよいかと思います。

さて、データ救出と短納期の両立は可能な限り努力はしますが、特に水没初期は時間をかけて丁寧な作業が必要です。お客様次第ではありますが、本土からのご旅行中の方でもデータが最優先なのであれば最低1日お待ちになりより高いデータ復旧率にかける方をお勧めしています。既に沖縄から帰られていたとしても郵送などで返却は可能です。
通常水没点検料は最終的に動作しなくても4800円をいただいています。当店ではパーツ交換+水没点検代ではなく、パーツ交換を行った場合の水没点検料は加算されません。5sの液晶パネルの交換が必要であれば、その代金のみを頂いています。

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