水没させた若いあの日

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この頃、お陰様で水没のお客様からのご相談を受ける事が多くなりました。ありがとうございます。

お客様の持ち込まれた、濡れた携帯をみるたび、過去自分の携帯を水没させてしまった日のことを思い出します。

 

以前、アパートの大家をしているおばさんに頼まれ、水タンクの様子を見に行った時の話し。

 

水タンクのフタをあけ、少し身を乗り出して中をのぞきこんだ時、

胸ポケットから スルッ と落ちたものがありました…。

あ! と思って水中に手を伸ばしたときには既に遅し。

 

はい。やっちゃいました。携帯をタンクの中に落としてしまったんですね。

 

携帯は、既に手の届かない水中へと、ショートし始めているのでしょうか、青赤白の点滅を繰り返しながら、木の葉が空中を舞うように、ゆっくりと落ちていきます。

そして点滅は床に着くか着かないかのうちに、すっと息を引き取るかのように、沈黙。

 

 

しばらく呆然としたモノの… こりゃ〜〜〜たいへん!

とバタバタあせりながら、急いで、どうにかしてとる方法はないものか。

そうだ!確かあの辺にあった虫網!をとりに移動!

ということで、運良くすぐに見つかった虫網を持ってすくい上げ作戦開始!

 

懐中電灯で暗い水タンクの中を照らしながら、

一杯手を伸ばした先にぎりぎり網が届きセーフ!

運良くうまく水タンクの中からは救うことができました…。

その間、おそらく2〜3分でしたが、さてその後携帯はどうなったんでしょうか…

 

長くなっちゃったので、次へつづきます。

 

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