メモリが腐食していました

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「iMacのスイッチを入れると「ポーポーポー」となって動かない」とお持ち込みです。
実はMacおなじみのスイッチいれた後の「バーン」という音は、起動に関してCPUやメモリなどには問題ないということなんです。 >この音です
起動時に異常がある場合には、この「ポー」という音がなるのですが、この音が鳴る回数で、不具合をある程度お知らせもしてくれています。

1 回の警告音 = RAM が搭載されていません。
2 回の警告音 = 互換性のない RAM が搭載されています。
3 回の警告音 = メモリバンクに問題があります。
4 回の警告音 = ブート ROM のブートイメージに問題があります (またはシステム構成ブロックに問題があります)。
5 回の警告音 = プロセッサを使用できません。
Archived – 電源投入自己テストでのビープ音について – Part 2より

電源を投入して確認してみると「ポー」という音は3回なるので、メモリ関係の異常が考えられます。ということであたりをつけたメモリスロットを開けます。

タバコの匂いがしますね。粘着の高いヤニはホコリがつきやすいので、メモリスロット、メモリ自体を掃除すれば、改善されるかも知れません。
メモリを外してみて見ると、基盤上に青錆があり腐食が始まっています。ほこりに水分がついて青錆を発生させたのでしょう。これは掃除というよりは、メモリ部品の取り替えが必要です。

ということで、部品を取り替えると無事動作をはじめましたので一件落着です。
さて、以前にもタバコとコンピュータの関係を記事にしたのですが、コンピュータの前でタバコを吸わなければ、ここまで壊れることは無かったかも知れませんね。iMacの場合は吸気口がメモりスロットと同じ場所にあるため、ホコリがたまりやすくなるとすぐに不具合になってしまったのでしょう。同じようなビープ音がなった場合にはメモリスロットの点検で大方の故障は改善するものと思われます。

2014/10/02
タバコとヒトとコンピュータ
「タバコはヒトの体に悪い」

というのが、一般的には知られています。では、コンピュータとの関係ではどうでしょう。先日お客様のMacBookProをお預かりしたのですが、電源を入れると

とてつもなく「タバコ臭い」

コンピュータを前にしてタバコを吸ったせいで、内部に煙を取り込み、ヤニとともに匂いが付着してし…

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