iMac Retina 5K 27 Late 2017 A1419 SSD Fusion化 メモリ増設

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「かなり安く入手できたので、メモリも増やして速くしたいです。」とメールにてご相談です。お見積もり確認後お預かりです。

今回お持ち込みのマシン。

7万くらいで入手ならかなりお安いですね

7万くらいで入手ならかなりお安いですね

さて、早速SSDに交換していきましょう。

交換後。これから画面を仮止めしてテストです。

交換後。これから画面を仮止めしてテストです。

もともとFusion Driveなので、速度的にはそこまで遅くありません。今回はHDD部分のみを新しくSSDにして、もともとある基板ウラのNVMe SSD (Blade)と再度Fusion Driveを構築していきます。OSXバージョンはCatalinaですので、ターミナルで下記の様に設定していきます。とても簡単です。

macOS Mojave 以降をお使いの場合

  1. Mac の電源を入れて、すぐに「command + R」キーを押して macOS 復元から起動します。Apple ロゴや回転する地球儀が表示されたらキーを放してください。
  2. 「macOS ユーティリティ」ウインドウが表示されたら、メニューバーから「ユーティリティ」>「ターミナル」の順に選択します。
  3. ターミナルウインドウに「diskutil resetFusion」と入力し、「return」キーを押します。
  4. プロンプトが表示されたら「Yes」(大文字の「Y」) と入力し、「return」キーを押します。
  5. 操作が正常に終わったというメッセージが表示されたら、ターミナルを終了して、「macOS ユーティリティ」ウインドウに戻ります。
  6. 「macOS を再インストール」を選択し、画面の指示にそって Mac オペレーティングシステムを再インストールします。再インストールが終わると、Mac が Fusion Drive から再起動します。

High Sierra以前の場合は下記リンクを参照。

Fusion Drive が分割された場合の修復方法

1TBより少し大きなサイズになります。

1TBより少し大きなサイズになります。

今回使った2.5インチSSDの速度は、

  • 読込速度 最大540MB/s
  • 書込速度 最大500MB/s

NVMe SSD (Blade)の速度は

  • 読込速度 最大1500MB/s
  • 書込速度 最大1500MB/s

スピードベンチはどうでしょう。

計測値はかなり速くなっています。

計測値はかなり速くなっています。

NVMe SSD (Blade)単体よりは劣るものの、全般的に速いです。NVMe SSD (Blade)の取り付け位置が基板背面にあるので工数が増える分費用はプラスになりますが、NVMe SSD (Blade)単体の付け替えも可能です。NVMe SSD (Blade)も大分安くなりましたので、速度アップする際の選択肢のひとつですね。

さて、次はメモリ増設です。

今回はCrucial製を使用。

今回はCrucial製を使用。

現行の21.5インチはほぼ全分解が必要となります(スロットがないモデルもあります)が、27インチは背面スロットよりメモリ増設が可能です。

電源プラグ接続部の上のボタンを押して蓋を開けます。

電源プラグ接続部の上のボタンを押して蓋を開けます。

メモリ増設して起動確認です。

合計40GBのメモリ。まあまあ高スペックです。

合計40GBのメモリ。まあまあ高スペックです。

動作確認問題有りませんので、仕上げて行きます。

液晶画面固定用の専用ステッカーを貼っていきます。

液晶画面固定用の専用ステッカーを貼っていきます。

これにて完了です。

ご利用ありがとうございました。

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