MacBook Pro 13 M1 2020 ユーザーデータ移行

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お客様から設定込みでご注文いただいておりました、発売されたばかりのM1マシンが届きました。

Appleの化粧箱はきれいですね。

Appleの化粧箱はきれいですね。

現在発売されている13インチで最高スペック、16GBメモリ、2TBのマシン。さて、古いマシンからのデータ移動ですが、少々やっかいな感じでしたのでメモしておきます。

Big Sur の最初の画面ですね。まだ入れる気無いのでみたことありません。

Big Sur の最初の画面ですね。まだ入れる気無いのでみたことありません。

 

いつもの様に今使っているマシンMacBook Pro Retina, 15 Early 2013をターゲットディスクモードにして、

Apple Thunderboltケーブル(2.0 m)- ホワイト 4500円(税別)

Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ 4800円(税別)

を繋げてセットします。ケーブルだけで1万円超えるという。

左はi7の古いマシン。右が新しいM1マシン

左はi7の古いマシン。右が新しいM1マシン

あとはM1マシンの方で「移行アシスタント」を動かしてユーザーデータを引っ張るだけです。

あとは待つだけ!

あとは待つだけ!

と思いきや

何分待ってもこの画面から動きません?

それどころかいろいろ接続し直したりして3回トライしてみましたが、ターゲットディスクを認識はするもののデータを引っ張りきれませんでした。

接続ケーブルも古い物でもありませんし、もしかしたら古い方のマシンのThunderBolt 2の口がおかしいんでしょうか?

2個あってどちらも試したんですけど。

 

ただ、M1の方を再起動などをすると、勝手に「移行アシスタント」モードに入ってまたしてもクルクルしてしまいます。見えないながらもターゲットディスク側を認識している気がします。

 

さて、「移行アシスタント」のやり直しもできず、それをスキップして新たにこのマシン上でユーザーを作ることもできなくなりました。

 

ということで、残るはリカバリーですね。笑 なんも使ってないのに新しいマシンあるある…

 

スタッフの一人に「リカバリーして文鎮化になったものもあるみたいですよ」と言われて少しびびりながらの作業。笑

ところでM1より前のMacでは「command + R」でリカバリーモードに入りましたが、M1ではスタートボタンの長押しになったそうです。

これ以降はこのスタイルになるのでしょう。キーコンビネーションは面倒じゃないのであんまり変えないで欲しいなあ。

iOSとこの辺りもどんどん近づけたいのでしょうね。

リカバリーモードの詳細は下記をご確認下さい。

Apple Silicon Macでは「macOSの復元」を表示する面倒なキーコンビネーションを廃止され、Touch IDの長押しだけで可能に。

 

ぶれるほどびびっていたわけではありません。

ぶれるほどびびっていたわけではありません。

リカバリーしてターゲットディスクモードから…とも思いましたが、また同じ様になってしまうとかなりな時間無駄なので、リカバリー中にEarly 2013をTimeMachineでバックアップを取っておいたものをベースにユーザーデータ移行に使うことにします。

ここで止まりませんように…

ここで止まりませんように…

順調に進んでいるように見えましたので、その日はこのままにして帰りました。

翌朝

目出度い画面

目出度い画面

ということで、目出度く完了しました。なんだか盆と正月がいっぺんに来たような色(適当)

無事完了したので、後はお客様のご要望を聞きながら細かい所を設定して完了となります。

普段はうまく行っているターゲットディスクモードを使ったユーザー移行ですが、今回は何が原因なのかわからないままでした。ターゲットディスクモードは互いのOSXバージョンも違いますし何より片方が出たばかりのチップ、OSXバージョン。その上、古い方は7年前のマシンでコネクタ部、そこにケーブルまでプラスになると、うまく行かない原因の特定が難しいですね。

その他ネット経由ですとかなり遅くなりますし、結局TimeMachineバックアップのHDDを直結する方がスムーズかも知れません。

ご利用ありがとうございました。

※事後にきづいたんですが、この辺りの件ももしかしたら関係あるかも知れませんね。

Apple Silicon MacではMacのストレージに外部からアクセスできるターゲットディスクモードが廃止され、SMBファイル共有ベースの「ディスク共有」がMac Sharing Modeとして導入。

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