MacBook Pro Retina 13 Early 2015 バッテリー・液晶不良 損傷SSDからのデータ救出

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「突然画面が真っ暗になり起動しなくなりました。データは取りたいのですが…どうでしょう。」とお持ち込みです。

この機種は

  • バッテリー劣化
  • 液晶画面不良

2箇所に不具合が出ている様です。以前より

「バッテリーは交換が必要」

と出てはいたようです。

バッテリーを新品に乗せ替えると起動しました。ただ画面は真っ暗。外部出力で見てみると、起動はしています。ただ、勝手にリカバリーモードで起動しているので、SSD自体に損傷があるかもしれません。データ取り出しに関してはちょっと気になる所です。

HDMIで外部出力すると画像は出てはいますが…(写真ちらかり過ぎですね)

HDMIで外部出力すると画像は出てはいますが…(写真ちらかり過ぎですね)

このマシンを動作するまでに修理するには、上記液晶、バッテリー2箇所の交換が必要。費用がかかりすぎること古いことから買い換えすることになり、今回はお客様と相談してデータ救出だけに注力することになりました。

ここから手順をのみメモ。

  1. 起動させるために新品バッテリーを仮止めで付ける。SMCリセット後、起動する。
  2. 本体のThunderBoltポートからターゲットディスクモード(起動時にT長押し)で外部Macからデータ取り出し。
  3. 上記ですすめていたが、コピー中に突然シャットダウン
  4. 本体よりディスクに問題があるようなので、取り出して純正SSD専用の外付けケースに入れて他のMacでチェック。
  5. そのままコピーを進めるがコピー中に勝手にマウントオフしてしまう。(危険)
  6. SSDに損傷有りの判断。Catalina純正ディスクユーティリティで修復を試みるも2回とも修復エラー。
  7. 修復マシンを変更、Mojaveの純正ディスクユーティリティで修復したところ、順調に進む。(バージョン、機種による相性がある?)
  8. 修復完了後、ハードコピーを行う。最後まで順調にすすみ完了する。

最終的にSSD自体が壊滅的に損傷がなくてよかったです。

2014年あたりのMacはバッテリー異常から徐々に不具合が広がっていく気がしています。(突然落ちたりするなどの動作は他の不具合の原因の元になる可能性が高いです。)バッテリーにご不安を感じたら早めの交換対応が良いかと思います。

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