【TIPS】インチキApple から送られてくるメールの見破り方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

年内の営業は大晦日31日の午前受付分までとなっております。初商いは1月4日(火)より。eccoはたくさんの方に支えられて今年も無事、残す所あと1日となりました。どうぞ来年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願いいたします。

さて、タイトルの昨今巷をにぎわしている偽Appleからのインチキメールについて

メールボックスを整理していますと、私の手元にも届きましたので、見破り方をチェックしていきましょう。

今の時期に大量に送ってくるってことは詐欺グループも年末は何かと物いりなんでしょうか。彼らも家族はいるでしょうし、餅代やら、はたまた子供のおむつ代、ミルク代が必要なのかとか考えるとちょっとおかしくなりました。

が、犯罪者の気持ちに心を寄せてる場合ではありません。まあ、左団扇でソファーに寝そべっているうちに、自動運転でさまよっているメールがきただけかもしれませんし。

では、手元にとどいた偽物メールを見ていきましょう〜!

 

偽物:必要なアクション!

驚かそうとインパクトのある短い言葉を使おうと思っているのでしょうが、まず、こんなタイトルで大メーカーから送ってくることはないですよね。

だいたいAppleから「ありがとう、」って適当なビジネスメールは来ないと思います。

 

偽物:対処が必要

個人的なIDの管理に関する注意なのに、不特定な「お客様各位」宛のメールはありえないですね。

注意深く見ていくと、日本語が全体的に変です。意味がわかるようでわからない。笑

では、興味本位で試しにこのリンクを押してみたいと思います。(一般の人はやらないでくださいね)

 

偽物:リンク先の「My Apple ID」という画面

過去みたことあるようなないような。おそらくインチキの方の年号をみると2016になっているので、過去はこういう感じの表示だったのでしょう。

リンクから飛んでみると、あちこち転送されながら、30秒ほど(遅い!)かかってようやく表示。そして、URLの最初の方に「apple」が見当たりません。これだけでもアウトですね。

レイアウトなどは本物のAppleの表示を真似ているでしょう。簡単にみただけでも判別つく部分としてはあと年号があります。2018年の今、2016と表示されています。

「住所電子メール」などは「E-mail address」の日本語直訳でしょうか、「電子メールアドレス」となるべきなところですね。

とにかくおかしいところだらけですが、ここで気付かずにApple IDとパスワードを入れてしまうと良くないことが起きてしまうでしょう。

もし、謝ってパスワードを入れてしまった場合には、慌てずにできるだけ早めにパスワードを変更しましょう。

ここで本物のメールと見比べてみましょう。

 

本物は個人宛で送られてくる!

仕事柄、出張先のお客様のマシンで自分のApple IDを入れることがありますが、使ったことのないマシンやブラウザなどにApple IDを入力をすると、下記のようなメールが送られてきます。

偽物メールとの大きな違いは必ず個人名宛におくられてくるということ。

これだけでも判別つきますし、何より、自分でやった結果送られてくるわけですから、自分で入力した覚えがあり、時間も一致してるのであれば、問題ないですね。

このAppleからのメールは再下段にクレジットやら著作権やらが書かれてますね。(ただしインチキメールも同じように書いている場合があります)

インチキメールのインチキサイトへのリンクと似たような画面がないか探しましたが、前述とは同じものはないので、現時点のページを載せます。

本物:2018年12月時点のApple ID管理のためのページ

これはパスワードなどを忘れてユーザー確認などをするときのためのページです。

もうひとつ、Apple IDの管理のためのページ。

まとめ:インチキメールやインチキサイトだと断定できるポイント

  1. 不特定多数に送られている
  2. 表記されている年号が現在のと違う
  3. わけのわからないURLに飛ばされている

など、100%ではありませんが大抵はそのポイントで確認できるかと思います。

ただ、詐欺師たちはあの手この手できますので、すぐに本物そっくりのメールや、サイトを作ってくるかもしれない可能性もあります。

どうしても心配だったらメールのリンクからではなく、本家AppleからApple ID確認用のページを探してみるってのがいいですよ。

 

今回のApple IDに関するものだけではなく、

ネット上のフィッシング詐欺は

油断している時が一番危険です。

オレオレ詐欺で散々言われていましたが、

「私は大丈夫」

「私は無関係」

と思っている人ほど騙されるとか。

とにかく気になるメールなどが来たらまずは慌てず騒がず、本物だとしても一度は「疑ってみて」、不安に思ったら周囲のだれでもいいので相談するなど、それが本物か見極める冷静さが必要だと思います。

 

でもそういうことって、実はメールに限らず、

実世界でも同じことなんですよね。

というところで、

 

どうぞ皆様も良いお年をお迎えくださいませ。

新年も皆様にとって良いお年でありますようにお祈りしております。

 

以下iPhone周りですが参考リンクです。

 

Appleかたる詐欺メールまた出回る 件名は「Apple IDアカウントを回復してください」

原因不明のApple IDロックが多数報告。大規模なハッキンググループのしわざか

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください