KYOCERA GRATINA KYF39 ガラケー 画面真っ暗 住所録とデータを取りたい 基板載せ替え

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「ガラケーの修理はできますか?画面が映らなくなって新しいガラケーを買ったんですが、住所録を写したくても見えないので困っています。」とご相談いただきました。

画面は真っ暗ですが本体の電源は入っている様です。液晶部のヒンジが歪んでいるので液晶部品が割れているか、ケーブル断線が起きているかもしれません。だとすると基板を正常動作品に載せ替えして対応できます。

正常動作する全く同じガラケー本体が入手できるうちは大抵の修理が可能です。

ということで色違いですが同型正常動作機種を入手しました。

左がお客様の壊れたガラケー、右が正常動作機種(中古)。

左がお客様の壊れたガラケー、右が正常動作機種(中古)。

分解はじめます。

リアパネル、バッテリーを外して見えるネジを4つ外しましたが、ここは関係ない様です。

リアパネル、バッテリーを外して見えるネジを4つ外しましたが、ここは関係ない様です。

表にもネジ穴などはありませんので、キーパッドがシールされている下に基板があると見当をつけて開けていきます。

ガラケーに多い構造です。

キーパッド部はシールで止められていますので、薄いヘラを差し込んできっかけを作って剥いでいきます。

キーパッド部はシールで止められていますので、薄いヘラを差し込んできっかけを作って剥いでいきます。

 

ネジが見えてきました。

ネジが見えてきました。

 

ねじ止めは8箇所。キーパッド部の裏は基板が張り付いています。

ねじ止めは8箇所。キーパッド部の裏は基板が張り付いています。

 

キーパッドと一体化した基板をめくると蝶番近くに液晶ケーブルが繋がっています。

キーパッドと一体化した基板をめくると蝶番近くに液晶ケーブルが繋がっています。

2個で同じ作業を行います。ここからは正常動作品に載せ替えていく写真に切り替えます。

ケーブルを外して基板を取り去ります。奥の2枚基板の左がお客様のもの。

ケーブルを外して基板を取り去ります。奥の2枚基板の左がお客様のもの。

 

きれいに仕上げるためにキーパッド部分のステッカーを取って、新しいステッカーを貼ります。

きれいに仕上げるためにキーパッド部分のステッカーを取って、新しいステッカーを貼ります。

 

ステッカーやねじ止めで仕上げる前にテスト動作で確認です。

ステッカーやねじ止めで仕上げる前にテスト動作で確認です。

無事お客様の情報を見ることができました。

住所録が確認できました。

住所録が確認できました。

こちらで仕上げて完了となります。ご利用ありがとうございました。

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