んん十年も使っているこたつ(沖縄でもこたつ使うんだ…という突っ込み大歓迎)のケーブルの付け根が
バチッ
という音(ボボ!とかボスとかでも可)とともに完全に断線してしまいました。
このこたつは10年ほど前に亡くなった大叔母が使っていたもので私が子どもの頃からありました。ケーブルがぼろぼろになっているのは知っていましたが、補修もせずに使ってました。
このまま使ってたらそりゃ切れますよね。
これは危険ですね。いない時に切れてたら火事になってたかも知れません…いる時に断線してくれてありがとう。
ということで、同じものはないか探してみましたが、簡単に見つかるだろうと思ってましたら、まったくないんですよこれが!
普通の汎用的なこたつ用のケーブルで、似た様な形の3ピンはありましたが、接続口のサイズが合うかどうかも分かりませんし、買って損するものいやです。
ケーブル交換するしかないかな?
KY-211FKという型番で検索しますと、かろうじて引っかかってくるのは、以下のページ。
家電製品における石綿(アスベスト)使用状況について
あー古いからアスベストが使われてたんですね。1970年頃にはこのこたつはあったと思いますよ。そうすると50年前のもの…。うちでは家電といえば東芝でしたが、すっかり勢いがなくなってさびしくなっちゃいましたね。東芝…(>o<)
さて、上記サイトにはまあ、使っても問題有りませんという注意書きがありましたが、
当社家電製品の一部に極めて微量ですが石綿(アスベスト)を用いたものがありました。外部に露出しない部分に固化しての使用や、他の材料と混合した固形状態で使用しており、通常の使用状態において問題はありません。但し、電気火鉢(40年前に販売を終了)は、付属品の灰に石綿(アスベスト)が含まれており、使用時に飛散する可能性があります。
結構使われてる箇所多いですね…
電源コード(袋打コード)内部の紐、赤外線ランプの端部パッキン、および反射板と天板との間のワッシャー材料に使用
まあ、問題無いのなら直して使いましょう。
東京芝浦電気株式会社と書いていますね。注意書きの最下段には
「コントローラーの蓋は絶対にあけないでください。」と書いてありますね。
そうです。家電をいじるのは自己責任なのです。
ケーブルの被覆がめくれない様にたこ糸の様なもので括られていました。この括ってある所、50年間ほどけてないわけですよ。先に被覆の方が破れてしまってます。(^・^)
きれいな細かい作業に思わず、手作業をしたであろう「金のたまご」世代を思い浮かべてしまいました。60年代後半から70年代前半にに15才〜23才あたりの女性が作業をしたのでしょうか。彼女達も今は60才から80才程度になっているはず。幸せに過ごせてますように。
ハンダ付けの方は少し不慣れな感じ。やっぱり集団就職時代の若い人がやったのかしら。(がんばれ!←誰に?)
ここを新しい2芯のケーブルに変えればよさげですね。市販のこたつケーブルを使って修理してみましょう。
今の時代こたつってあまり使わないんですかね?こたつケーブル常備してないみたいでした。残念ながら赤がないとは!!!
ハンダつけかえも完了。ずれやすい被覆の根本をオリジナルに習ってたこ糸でくくりたい所ですが、ヒートシュリンクがありますのでキュッと締めて完了です。
もう1本の赤も交換したいところですが、こたつの強さを変えるために中が3芯になっています。おなじようにこたつケーブルらしく被覆された3芯のは見当たらず。しばらくこれで使って見ることにします。
以上番外編でした。