動作改善

充電しながらバックアップがオススメ…かも

今日は小さい赤ちゃん連れのお客様。あと10年もすれば孫がだけるだろうか…という妄想に包まれながら持ち込まれたiPhoneをみると以前よりたびたび持ち込みのある
「地獄のリカバリーループ」でした。

過去記事
ソフトウェアアップデートはバックアップをとってから

「いい夫婦の日」11月22日現在のiOSのバージョンは8.1.1

8.1ではとにかくSafariがよく落ちるとされていました。
【Twitterまとめ】iOS 8.1アップデート。多くのユーザーが「Safari」の不具合報告も
お客様のiPhone6のSafariもしょっちゅうおかしくなるのでアップデートを行ったそうですが、アップデートがうまくいかず、リカバリーループ(スリープボタンとホームボタン同時長押しで強制再起動になりますが、それをしてもリカバリーモードから戻れない状態)へなってしまったそう。
聞くと、wi-fiでバックアップもとらずにアップデートをやってしまったそう。データが取り出したいとのことでしたが、この場合の復旧可能性は限りなくゼロに近いです(がゼロでもありません。事例は少ないですがこの状態からデータがとれた件もあります)。

最悪リセットしても良いというご了解を得て、作業を進めましたが、復元が進む画面で最後赤い表示が出ます…なんど試してもこの画面で終了してしまいます。これは…呪われている?血の色?

なんちゃって、いろいろ聞いてみると、なんと巷でも広く起きているではありませんか!
iPhone 6 Plusなどで恐怖の「赤画面リンゴマーク再起動ループ」が多発中の模様
他の機種でこの画面を見たことがありますが、それは水没か別の原因によるものでした。どうも根本的に不具合を抱えている機種があるようですね。
今回は残念ながら修理不可でしたので、交換をお勧めして無料対応ですが、以前ソフトウェアアップデートをする際には、バックアップとれば大丈夫!なんて言いましたが、突然起きる不具合には対処できませんね。
やはり、iCloudを使っていても何かあるごとにこまめにバックアップ、例えばコンピュータに繋いで充電ができる時には、その都度バックアップというのがいいのかもしれません。
ご利用ありがとうございました。
下記はおまけです。
iPhone5s(iOS7.0.3)がさっそく故障しました[リンゴループ]

Macのシステム

iMac21.5 Mid 2011お持ち込み。
全部消して、クリーンインストールしたいが、システムディスクが行方不明。アップルに問い合わせたところ「まだ販売中の10.6システムを購入すれば再インストールできます」と言われ購入。到着後インストールをしてみたが、どうやってもインストールできないとのことでご相談に来られました。
まずなぜうまくインストールできなかったか?を調べてみると、該当の機種の発売時にインストールされているシステムのバージョンは10.6.8。販売されている10.6システムは10.6.3。
Macは販売されていた時のバージョンより古いバージョンでは起動ができないのです。ということでクリーンインストールをご希望でしたので、10.6でなくてもいいようでしたので10.9を代わりにインストールさせていただきました。

ソフトウェアアップデートはバックアップをとってから

iOS8が発表されてから、
「アップデートをしたら途中でとまってiPhoneが動かなくなってしまった」というお問い合せを、結構な頻度でいただいています。



機種関係無く発生して、写真のような「リカバリーモード」の画面を繰り返し起動するリカバリーループの悪夢も起きています。
アップデートがうまくいかなかった理由として

・バッテリー残量が少なく、途中で切れてしまった。
・回線が不安定で途中で切れてしまった。
・思ったよりも時間がかかるので、Wi-Fiからはなれてしまった
※ダウンロード最中でしたら中断しても大丈夫だろうと思いますが…

などが考えられますでしょうか。
アップデート失敗は、

・データが飛んでしまう場合
・最悪使えなくなる場合

がありますので、何かの待ち時間になんとなくアップデートはしない方がよいかと思います。
では安全なアップデートをするには?
→ 失敗しても良いように先にバックアップをとればよいのです。



1 iPhone単体でアップデートを行うのではなく、コンピュータに接続、iTunesを使って行う。コンピュータにつないでアップデートすると、その前にiTunesがコンピュータの中にiPhoneのデータをバックアップしてくれます。
iTunes:iOS のバックアップについて
2 コンピュータを持っていない場合、iCouldバックアップを使う。
iCloud サポート


上記の方法でバックアップを取っていれば、万が一アップデートに失敗してもやり直しがきくので、安心です。
気軽に出来るアップデートですが、些細なアクシデントでデータが全て飛んでしまう可能性があります。みぎれいにしてデートにいく様に、十分に準備をしてアップデートしましょう〜。

メモリが腐食していました

「iMacのスイッチを入れると「ポーポーポー」となって動かない」とお持ち込みです。
実はMacおなじみのスイッチいれた後の「バーン」という音は、起動に関してCPUやメモリなどには問題ないということなんです。 >この音です
起動時に異常がある場合には、この「ポー」という音がなるのですが、この音が鳴る回数で、不具合をある程度お知らせもしてくれています。

1 回の警告音 = RAM が搭載されていません。
2 回の警告音 = 互換性のない RAM が搭載されています。
3 回の警告音 = メモリバンクに問題があります。
4 回の警告音 = ブート ROM のブートイメージに問題があります (またはシステム構成ブロックに問題があります)。
5 回の警告音 = プロセッサを使用できません。
Archived – 電源投入自己テストでのビープ音について – Part 2より

電源を投入して確認してみると「ポー」という音は3回なるので、メモリ関係の異常が考えられます。ということであたりをつけたメモリスロットを開けます。

タバコの匂いがしますね。粘着の高いヤニはホコリがつきやすいので、メモリスロット、メモリ自体を掃除すれば、改善されるかも知れません。
メモリを外してみて見ると、基盤上に青錆があり腐食が始まっています。ほこりに水分がついて青錆を発生させたのでしょう。これは掃除というよりは、メモリ部品の取り替えが必要です。

ということで、部品を取り替えると無事動作をはじめましたので一件落着です。
さて、以前にもタバコとコンピュータの関係を記事にしたのですが、コンピュータの前でタバコを吸わなければ、ここまで壊れることは無かったかも知れませんね。iMacの場合は吸気口がメモりスロットと同じ場所にあるため、ホコリがたまりやすくなるとすぐに不具合になってしまったのでしょう。同じようなビープ音がなった場合にはメモリスロットの点検で大方の故障は改善するものと思われます。

2014/10/02
タバコとヒトとコンピュータ
「タバコはヒトの体に悪い」

というのが、一般的には知られています。では、コンピュータとの関係ではどうでしょう。先日お客様のMacBookProをお預かりしたのですが、電源を入れると

とてつもなく「タバコ臭い」

コンピュータを前にしてタバコを吸ったせいで、内部に煙を取り込み、ヤニとともに匂いが付着してし…

データが取れるとこちらもテンションあがります

ひさびさに更新し始めたら、水没三部作みたいになってしまってますが…
さて、東京からお越しのご旅行中のお客様。海水に使ってしまい塩が浮いてきていることと、すでにサビがかなりでてきています。

データを残したいとのことですが、状態はかなりひどいです。全ての部品が塩でかなり汚れていましたので、

基盤に注力して処置を施しました。その結果、今回は電源も入りデータも全て保存できました。

データはiTunesを通じてバックアップして、全てをUSBメモリに移動して作業終了です。
お客様にはご自身でiPhoneを新品と交換して貰い、USBメモリに入ったデータを新品にiTunes経由で新品iPhoneに移動してもらい全て完了です。
今回は全部の作業とUSBメモリの代金を入れて1万円弱の作業料でした。
ご利用有り難うございました。
※8月17日(日)18日(月)の両日は夏期休暇のため終日お休みとなります。修理のご依頼、修理完了品のお受け取りはお早めにお願いいたします。