「新しいコンピュータは買う予定なのですが、今使っているマシンも速くなるのであれば速くしたいです。」とご相談
確かにもっさりとしていますね。2017年５月発表のモデルです。スペックを確認します。
メモリも８GBで表計算などには十分、Core i7 が使われているにしては遅いです。
ディスクも90%の空きです。
HDDの速度を測ってみましょう。
内蔵HDDはMQ01ABD100 1TBでしたので、普通の速度ですね。
UserBenchmark MQ01ABD100 1TB
ただ必要以上にもっさりとしているのは、何かウイルス的なものに汚染されているのかも知れません。後程チェックしてみましょう。
さて、分解して交換して行きましょう。
リアパネルは１枚。ゴム足の下？と思いきや手前をヘラで開けた部分にネジがありました。
リアパネルの３箇所のネジを外して全開となります。
1TB HDDの9割方空きスペースなので、今後多少増えるとしても500GBあれば問題無いでしょうとご提案。
1TB HDDから500GB HDDへサイズダウンしていきます。
無事クローンが終了しましたので早速入れ替えて行きます。正常起動することができましたので、スキャンディスクをして問題がないかの確認です。
続けて、遅くなっている一つの原因の可能性があるマルウェア、ウイルスのチェックです。Malwarebytes Anti-Malwareを使ってスキャン。
PUP.Optionalが入っていました。
PUPは潜在的に望ましくないプログラム (potentially unwanted programs)とされています。Malwarebytes Anti-Malwareを使えば、安全に隔離（Quarantine）が出来ますので安心です。
さて、これできれいになりましたので、Windows Updateもかまします。)^o^(
ここまでSSDに載せ替えてからの作業だとスルスル進んで小気味良いですね。
Windows Updateもサクサク進みます。
さて、一通り作業終わりましたので、今回取り替えたSSDの速度も測ってみましょう。
HDDに比べRead、Writeともに５倍程度の速さが出ています。
体感できるくらい速くなりました。Core i7を積んでいるせいもあると思います。
ほおっておいたらこんな画面が登場。
なんでしょう？なんにしても全て問題ありませんと出てるので問題はないということですね)^o^(
というところで作業全て完了です。
ご利用ありがとうございました。
