「リカバリーしたら、Windows 10がなんにも動かなくなりました。来週月曜日には欲しいんですが」と土曜日にお持ち込みです。一応二日はありますが…できるのか?
たまに持ち込まれるHewlett Packardマシン。日本ではあまりメジャーではないのかな?
早速見ていきましょう。
HPのサポートページよりリカバリー方法
パソコンシャットダウン(電源オフ)状態から、キーボードの[Esc]キーを連打しながらパソコンの電源をオンにし、[Start Menu/スタートメニュー]が表示されたら、[F11]キーを押して、[F11 System recovery]を起動します。 オプションの選択(Windows 回復環境)が起動します。
とありますが、F11を押してもブートディスクエラーになるだけで全くなんの動きもありません。
USBメモリ上のubuntuで起動
ではではHDDを全て消去してしまう前に、プロダクトキーなどを念のために発掘。
HDD領域も確認。ハード的に問題はなさそうです。ただパーテーションみるとリカバリー領域どころか、オリジナルのユーザーデータもどこにも見あたりません。一体何をどうやって消したんでしょうか…。
ツールなどは下記を参照しています。
Scankeylx – プロダクトキー検索ツール on Linux
HPサイトでリカバリーデータ探索
もしやサイトからリカバリーデータがダウンロードできるかと思いきや、無料でのダウンロードは無理な機種の様です。残念。
しかも日本での購入されたものではなく、サポートによるとタイに聞いて下さいと言われたので一度タイの方へ質問したところ、実はアメリカで購入したモノと言うことが判明。無駄な話すみません。
日本のサポートでは金を払ってもリカバリディスクも手に入りませんでしたが、アメリカのサイトでは販売されていました。ワールドワイド保証では無いんですね。ただ、もし日本へ送ってくれたとしても日数がかかってしまい週明けにお渡しするのは不可能です(金額を確認するために住所入力する必要がありましたが、アメリカ国内住所のみの入力が可だったので
ビバリーヒルズ
にしておきました)。$45(送料別)
それでは。
8.1汎用のディスクを用いてインストール
先のプロダクトキーを使い、先に進みます。
後程起動した際に確認すると、BIOS上のプロダクトキーとは違っていました(インストールはできた)。インストールの際には一旦通りさえすれば厳密にあってなくてもいいのかもしれません。断言はしませんが。
思いの他、順調に進みましたので、
Windows 10にアップグレードしていきます
最初から10が入ればいろいろ手順をかまさなくても良いのですが。ちょっとめんどくさいですねえ。
ドライバ類もほとんど正常に入っていましたが、ここでHPのサイトにシリアルを入れて(もしくは自動で)検出された該当するドライバをアップデートして行きます。
HP カスタマーサポート – ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード
こちらで全て完了です。無事土曜日預かりで日曜日にお返しすることができました。
MacもWindowsも、丁寧に仕上げていきますので、お気軽にお問い合せ下さいませ。
ご利用ありがとうございました。