Huawei P10 Plus VKY-L29 SIMフリー バッテリー膨張 液晶割れ

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「画面が浮いてきて、調子悪くなりました。今でもたまに映ったりしますが、もう操作はほぼできなくなりました。」とお持ち込み。

操作出来ない状態なので、部品が届くまではお預かりにて対応させて頂く事になりました。(「割れていても操作はできるので、届いてから修理したい」とお預け頂けない場合には、内金をお預かりしての受注発注をお願いしております。)

こちらの機種、画面が浮いてきたということですが、普通考えられるのは

バッテリーの膨張ですね。

 

たまに映っても画面ガビガビで触れません。

たまに映っても画面ガビガビで触れません。

 

画面浮いてきております

画面浮いてきております

 

設計者もバッテリーが劣化して膨張することを踏まえて

スマホを設計するわけもなく…

内部の空間に余裕はありませんので、バッテリーが膨張すると液晶をダメにしてしまう場合もあります。

 

前面から分解していきます。

浮いた隙間から開けると比較的容易に開けることが出来ます

浮いた隙間から開けると比較的容易に開けることが出来ます

 

新しい画面のテスト中です。

新しい画面のテスト中です。

次はミドルフレームのウラ側にあるバッテリーをチェックします。

後ろのケースは弁当箱の様に全部の部品が入っています。リアハウジングとかリアケースとか言いますので、くっつけてリアハウジングケースと呼ぶことにします。(^・^)

iPhoneは基本は今もこの構造が多いですね。

左はリアハウジングケース、右はミドルフレーム。

左はリアハウジングケース、右はミドルフレーム。

バッテリー膨張していますね。

真ん中結構ふくれています

真ん中結構ふくれています

 

ミドルフレームからバッテリーを外しました

ミドルフレームからバッテリーを外しました

バッテリーを交換して液晶付けて電源オン!

と思いきや、ミドルフレームには電源ボタンがありません。電源ボタンはリアハウジングケースについています。電源ボタンのケーブルには接点が4つ。

電源ボタンを押しながら、通電するところが電源の接点です

電源ボタンを押しながら、通電するところが電源の接点です

リアハウジングケースにテスタを当てて、通電する所を探して電源スイッチの接点を探します。

内側の2個タテにならんでいるのが、スイッチ関連でした。

 

その基板上の内側の2個タテにならぶ接点をショートさせて

電源を入れて液晶画面の確認をします。

テストで電源を入れます。

テストで電源を入れます。

電源入りました

表示、操作も問題有りません。

表示、操作も問題有りません。

この後、仕上げに入ります。

ご利用ありがとうございました。

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