iMac 21.5インチ 2機種遅いHGST製HTS541010A9E632 HDDを SSDに交換修理

以前よりたびたびご用命を受けております、遅いHGST製が乗った21.5インチのiMac、2017とLate 2015です。なぜこのHDD構成のiMac売っていたのか不思議なくらい遅いマシン。

古いPowerPC時代のMacintosh Centrisあたり思い出します。

この機種めっちゃ遅くてダメ！ iMac Retina 4K, 21.5 2019 メモリ増設と SSD化

HGSTのもともとはHITACHIブランド。人気の安定したブランドだったはずなんですが時代は変わりました。

さて、1台目2017の方から確認をします。下記のチェックにいくまでもかなりもっさりと動きます。

ビックリする程遅い数値…

そのままチェックを繰り返しましたが、

良い数値でこの程度。

交換して行きましょう。

2017なのでまだ中はそこまで汚れていません。

今回はCrucial製1TB SSDに交換していきます。

Crucial製は画像の下部のスペーサーが大抵付いていますね。スペーサーだけで購入すると300円〜400円くらいします。

SSD収めました

今回は2017の方は元のHDDディスクから直接ユーザーの引っ越しを行うことにします。復元作業の前に元ディスクに異常がないかの確認が必要です。異常がある場合には複製専用機が必要になります。障害がひどい場合には複製できないことももちろんあります。

2017の方は復元作業中、2015はディスクの複製中です。

さて、それぞれのiMacから取り出したディスクをちょっと見てみましょう。

左HTS541010A9E632(2017搭載)、右HTS541010A9E662（2015搭載）

予期せず右HTS541010A9E662（2015搭載）の方はディスク劣化による異常がありましたので、左HTS541010A9E632(2017搭載)のベンチのみとってみました。

HTS541010A9E632(2017搭載)

内蔵している時よりは速度は速い表示になっています。内蔵の場合の速度が極端に遅い理由がちょっとわかりません。

21.5インチモデルに内蔵されているHDDは遅いと感じている人が多いようで、Apple Communities でも似た様な書き込みがありますね。

そもそも遅いディスク…ですね。個人のベンチ記録を載せたサイトで調べて見ると662の方が少しマシの様です。

2.5インチは3.5インチに比べ遅いのが当たり前ではあります。

他にもAPPLEブランドのディスクがありますね。

Apple初のSSD搭載機種は2008年のMacBook Airでしょうか。」

それから10年あまり。特にここ数年はHDDからSSDへの転換期と言えるでしょう。

上記記事を読む限りでは今後さらにSSD化が進みそうですね。

さて、2台ともSSD交換が完了しましたので、それぞれのベンチを見て見ましょう。

2017　もとの10倍程度の速度が出ています。

2015　こちらも同じくきびきび動作する様になりました。

古い2015の方が速度が出ているのは、チップの違いだと思われます。

ということで、少々脱線ぎみでしたが、こちらにて2台のSSD交換完了です。

ご利用ありがとうございました。

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