iMac (21.5-inch, 2017) 変なメモリ表示 メモリ増設 障害HDDからSSD交換

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北部にお住まいのお客様より「iMacのメモリ増設を検討しております。」とメールにてお問い合せ。

2012年〜2020年までのiMacの27インチは後部から簡単にメモリ増設ができますが、21.5インチ(2019年モデルまで)は交換するには、ステッカーで固定されている液晶画面をあけて、ほぼ全分解をしての作業になります。

また21.5インチのモデルによっては、メモリがマザーボード直付けになっている場合にはスロットがありません。お客様の情報ではスロットのあるモデルだと思われますが、先に追加の情報のお願いをして、念のため確認していきます。

この画面とメモリタブを押して確認します。

この画面とメモリタブを押して確認します。

スロットがあるタイプですので、お見積もりをさしあげて、ご了解をいただいてメモリを手配します。

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メモリが手配つきましたので、お越し頂いた所、事前にメールで貰った情報と表示が変わっています。

この表示ははじめてみました。

この表示ははじめてみました。

マシンとしては動作していますが動作がかなり遅いです。HDDの劣化以外にもシステムなど、どこかしらに異常があるのかもしれません。今回はメモリ増設の他、SSDヘのデータ複製もあります。SSDヘバックアップを取って最終的な動作をみて修復作業などを行うことにします。

まずは液晶パネルを開けます。

まずは液晶パネルを開けます。

 

メモリを交換するにはここまで分解しないといけません。

メモリを交換するにはここまで分解しないといけません。

 

外された基板のウラ側

外された基板のウラ側

 

8GBモデルを32GBにしていきます。

8GBモデルを32GBにしていきます。

 

今回はCrucial製CT16G4SFRA266を使用

今回はCrucial製CT16G4SFRA266を使用

 

メモリ32GBへの増設完了です。

メモリ32GBへの増設完了です。

メモリ交換後の動作チェックは起動音が鳴ればまずは問題有りませんが、メモリチェックも全て行って完了となります。

さて、メモリ交換と並行して進めておりましたSSDへの複製ですが、組み込んで動作させたところ本来の速度がでていません。もっさりと遅いので、詳しく調べますとHDD側に異常があることがわかりました。障害は軽度の様ですので、修復しながらユーザーデータの復元を進めていきます。先のメモリ表示の不具合もおそらくこの部分に起因していたものと思われます。

今回は修復作業が必要でした。

今回は修復作業が必要でした。

メモリ表示も問題無く32GB表示になり、SSDでの動作もキビキビ正常に動作する様になりました。今回のHDD障害は軽度のため追加費用はなしで対応させていただきました。

ご利用ありがとうございました。

ご自身で部品交換をなさって速度が上がらない場合にもお気軽にご相談下さいませ。

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