iMac (21.5-inch, Late 2015) Monterey アップグレードで激重 SSD交換 その他速度改善策

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「私のmacの動作がここ1年くらい前から処理が遅くなっています。丸い虹色がぐるぐる回っている状態です。処理中画面が真っ暗になりログインを要求することがあります。このマシンを復活させること可能でしょうか?」メールにてお問い合せ頂きました。

お持ちのiMacの詳しい仕様を教えて頂くために、「このMacについて」のスクショを送ってもらいました。

「SATAディスク」はHDD搭載ということです。

「SATAディスク」はHDD搭載ということです。

HDDをSSDに変更すると動作速度の改善が見込めます。早速交換作業開始です。

内蔵HDDを取り出してチェックします。

HDDには異常が出始めています。

HDDには異常が出始めています。

障害が出ている場合はユーザーデータの複製がうまく行かない場合もあります。複製専用機は障害の程度によって使い分けております。今回は軽度障害の対応で最後まで正常に進むことができました。重度の場合には別途費用がかかる場合がありますので、ご相談の上、作業を進めていきます。

通常1TBのデータコピーは3時間程度かかります。

通常1TBのデータコピーは3時間程度かかります。

HDDコピーの間には本体内部のホコリを飛ばします。

ファンはもっともホコリの溜まる部分です。

ファンはもっともホコリの溜まる部分です。

 

ブラシを使ってホコリを取り除きます。

ブラシを使ってホコリを取り除きます。

 

今回使用したのはCrucial MX500シリーズのSSD

今回使用したのはCrucial MX500シリーズのSSD

組み込んで動作を確認して行きます。

こちらはもとのHDDの速度。この画像を撮るだけでもかなり時間がかかりました。

こちらはもとのHDDの速度。この画像を撮るだけでもかなり時間がかかりました。

 

こちらはSSDの速度。

こちらはSSDの速度。

SSD自体の速度は出ています。ただ比較的低速なCPUなためでしょうか、まだもっさり感が否めません。確認しますとDropboxその他の常駐アプリが重い一因になっていると考えられました。

Dropboxが常時負荷をかけているようです。

Dropboxが常時負荷をかけているようです。

その他にもアンチウイルスソフトが2種入っていました。いらないアプリの常駐を減らせばCPUへの負荷とメモリの使用量を抑えられますので、動作速度の改善になります。

あまり使用頻度が高くないアプリは常駐させない方が良いです。

あまり使用頻度が高くないアプリは常駐させない方が良いです。

Intel Core i5-5250U 1.6Ghzでは常時アプリを起動するというのは少々厳しいかもしれませんね。

使用時の負荷を下げて頂ければ、より快適にご使用頂けることをお伝えすることにして、こちらで作業完了です。

ご利用ありがとうございました。

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