iMac (21.5-inch, Late 2012) アップデート途中でエラーになる メモリー異常 データ救出

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「アップグレードの途中で止まってしまって、先に進めません」とご相談頂きました。

起動させてみますと、

  1. リンゴマーク
  2. 真暗
  3. リンゴマーク
  4. インストール画面
  5. インストールできませんでした

ここまで勝手に進みます。動作が変ですね。

勝手にこの画面になりました。

勝手にこの画面になりました。

とりあえず、AppleDiagnosticsを起動してみましょう…。とDを押し下げて電源投入。

ERROR:0x8000000000000003, Cannot Load ‘EFI/Drivers/TestSupport.efi’

が出ました。

2012モデルでは結構このパターン多いです。

2012モデルでは結構このパターン多いです。

新しいOSをインストールする際にファームウェアを書き換えてしまうので、古い機種ではDiagnosticsでのチェックが出来ません。この状態では外部USBなどで起動できるApple Diagnosticsも動きません。2012モデルではあるあるです。

開けてチェックする方が早そうです。

既にSSDに取り替えられていました。

既にSSDに取り替えられていました。

SSDを抜き出してチェックしますとデータは若干の障害が見られました。

並行して本体の方にはテスト用のSSDを入れてテスト起動してみます。

無事起動しました。

無事起動しました。

ということは…メモリでしょうか?

テスト用SSDなのでOSXを再インストールしてみましょう。

ああ、ダメでしたエラーになりました。

ああ、ダメでしたエラーになりました。

別のバージョンでもアウト。最後に別のテスト用のOSXインストール済のSSDで起動はうまく行きましたのでRemberでチェックしたところ、すぐに異常を発見。

FAILURE! Remberで異常発見。

FAILURE! Remberで異常発見。

メモリ周辺に異常があるようですね。

21インチはメモリ部分に異常がありそうだと分かっても基板を外す作業が必要です。工数のかかるメモリの交換などが必要なことをお伝えしますと、今回はデータだけ取って欲しいと言うことでしたので、本体の修理はここで終了です。

ご利用ありがとうございました。

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