液晶割れiMac 2006から iMac 2010へユーザーデータの引っ越し Nisus Writerが使いたい

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お電話でたびたびお問い合せ頂いておりました古いMacの件、直接お持ち込み頂きました。

今回の案件のご要望は以下。

  • OS9時代から使っているSolo Writer(現Nisus Writer)のデータを活かしたい。
  • 新しいバージョンではうまく開く事ができない。
  • 使っていたiMacは画面が変になったので、もう1台の同じiMacから部品を取って直せないか?

ということで2台をお持ち込みいただきました。

まったく同じ2台なのでこちらではA、Bと仮に付箋を貼って区別して進めます。

こちらは部品取り用の1台目。

こちらは部品取り用の1台目。

2台目のiMac Bの電源を入れますと液晶が割れてました。「画面が変」というのはこれだったんですね。

当初iMac Aの部品を使って直せないかということでしたが、iMac Aは電源は入りますが残念ながら画面が映りませんでした。そのことをお伝えすると部品を探してでも割れた液晶を交換して欲しいということでした。

ただし新品部品はありませんので正常動作の中古iMac2006を探す必要があります。それから部品取りをするとしても工数考えますとまあまあな費用はかかりそうですし、納期もお約束することができません。

何か別の手立てを提案できないか考える間に、まずはiMac Bの方のシステムなどを先に確認することにします。

iMac Bは液晶割れて少しは映っていますが、これではかなり不便なので、まずは外部に出力させてみましょう。

mini DVI アダプタをポートに繋ぎます。

mini DVI アダプタをポートに繋ぎます。

問題無くミラーリング出力できました。

手前が割れたiMac Bの画面、後ろは外部モニターの画面

手前が割れたiMac Bの画面、後ろは外部モニターの画面

iMac BはmacOS 10.6で動作していることが確認出来ました。ということは10.6が稼働するMacがあればユーザーデータを引っ越しすれば良さそうですね。

丁度当店で販売している整備品iMac (21.5-inch, Mid 2010)は10.6が動作する機種です。こちらを使ってiMac Bの環境を構築できますね。

当店在庫の整備品iMac。10.6を入れて動作確認している画面です。

当店在庫の整備品iMac。10.6を入れて動作確認している画面です。

こちらの方でしたら納期とご予算の見立てができます。この内容で提案したところご了解頂きました。

早速iMac Bからデータを吸い出すべくTimeMachineでバックアップ。そこから移行先のiMac 2010にユーザーデータを引っ越しして作業は完了です。

今回お預かりしたiMac Aはそのまま有償廃棄、iMac Bは念のためお持ち帰りです。Nisus Writerの件については一先ず完了ですが、アプリ動作やデータ移行の件でまだ解決したいことがあるとのことでしたので、そちらは必要に応じて引き続きフォローすることになりました。

ご利用ありがとうございました。

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