「自分でフォーマットして復旧したいのだけどTimeMachineかの復元が途中でフリーズする」とお持ち込みです。
「データはTimeMachineにあるので、全部消して良い」とのことなので、まずはその作業をします。
リカバリーディスクで起動してディスクユーティリティでみると、もともとのFusionDriveがばらけていたので、ちょっとおかしいですね。HDD部分をフォーマットしましたが途中でエラーが出てしまいます。案の定HDD異常だと思われます。
さて、2TBのHDDを2TBのSSDに変更していきます。
TimeMachineを預かって復旧ですが、このディスクの挙動もおかしい。見ると空き容量が少ない。2TBのディスクに空き容量10GB。これはちょっと良くないですね。修復して作業に望みたいですが、ふっとんでしまうと困るので、TimeMachineで復旧を試した後に修復を試みることにしましょう。
ということで、Option押し下げで、外付けのTimeMachineディスクで起動させます。
完了しました
Mojaveへの復元ということでしたので、最初の起動時に若干通常より時間がかかりました。データ総量の多さとおそらくAPFSへのフォーマット変換で時間を食っているのでしょう。
ところでお預かりしたTimeMachineの外付けディスクですが、修復はできましたが、危険な状態でした。HDDは空き容量が少ないまま使っていると経験上、データを破損してしまう可能性が高い場合があると考えています。
また液晶画面も画面周辺がピンク色に染まるという相応の劣化が見られました。iMacの機体によっては液晶ごと交換しなければならない症状に悪化するものもあります。
この2点お客様にもご留意いただいて作業完了です。
ご利用ありがとうございました。