iMac (27-inch, Late 2012) Fusion DriveからSSDへ載せ替え BOOTCAMPは?

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お得意様から「27インチiMacをSSDに交換したい」とのお問い合せです。

iMac (27-inch, Late 2012)で、Fusion Drive上にBOOTCAMPを入れて使っているとのこと。

容量はWindowsの方が若干大きめですね。

容量はWindowsの方が若干大きめですね。

MacOS上で同時にWindowsを動かせるParallelsのようなエミュレータと違い、備わったハードをフルに使うことができるのがBOOTCAMPの利点です。

BOOTCAMPでの使用はメモリなどもWindows側がフルに使うことが出来ます。

BOOTCAMPでの使用はメモリなどもWindows側がフルに使うことが出来ます。

今回BOOTCAMPの環境移行はご自身でやられるということでしたので、今回のSSD交換はFusion DriveからのMac環境移行だけということになりました。

ちなみにBOOTCAMP部分は、TimeMachineではバックアップできない(ParallelsはMacOS上で動くため可能)ため、独自の方法を取る必要があります。以前より英語圏にはこういった情報はたくさんあります。下記動画はWinCloneというツールを使ったBOOTCAMPの移動方法です。

ツールを使わずに日本語でまとめている方のブログを以下にリンクします。著者へ感謝です。

Boot Camp 環境のバックアップ/リストア

作業にはターミナルコマンドを打つ必要がありますので、経験のない方には少々敷居は高いですが、とても丁寧にご説明いただいているのでかなり有益な情報かと思います。必要に応じてツールを使うか、使わないかどちらかでトライしてみてもいいかもしれません。いずれにせよ全てのバックアップは必須です。

さて、早速分解していきます。

おおよそ5年以上経つマシン内部のファンはこんな感じです。

おおよそ5年以上経つマシン内部のファンはこんな感じです。

人の出入りが激しい場所だと、ホコリは多くなると思います。

内部清掃が終わりました。

内部清掃が終わりました。

ハードディスクをSSDに載せ替えてTimeMachineからMacOS環境のみ復元していきます。

外部起動ディスクで立ち上げ、新しく組み込んだSSDを初期化します。

外部起動ディスクで立ち上げ、新しく組み込んだSSDを初期化します。

 

APFSでフォーマット

APFSでフォーマット

 

TimeMachineバックアップから復元

TimeMachineバックアップから復元

※参考:TimeMachineディスクはそれ自体が外部起動ディスクとしても使えます。(下記画像参照)

参考資料:オプションを押しながら電源を入れますとTimeMachineディスクを起動ディスクとして選択することができます。

参考資料:オプションを押しながら電源を入れますとTimeMachineディスクを起動ディスクとして選択することができます。

今回は引き続き「TimeMachineから復元」を選択して進めていきます。

「Time Machineから復元」起動直後の画面

「Time Machineから復元」起動直後の画面

 

TimeMachineにバックアップが取られている日付のものにもどします。通常は最新を選択。

TimeMachineにバックアップが取られている日付のものにもどします。通常は最新を選択。

 

インストール先は新しいSSDです。

インストール先は新しいSSDです。

 

復元に要する時間は容量によりますが、1TBいっぱいで3.5時間〜4時間あれば大丈夫かと。

復元に要する時間は容量によりますが、1TBいっぱいで3.5時間〜4時間あれば大丈夫かと。

 

復元終わりました

復元終わりました

 

無事、元のMacOS環境に戻りました。

無事、元のMacOS環境に戻りました。

こちらにて完了です。

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