「遅いのでSSDに変えて速くなるのであれば検討したい」とメッセージを頂きました。
このMacについてから仕様のスクショを送って頂きますと、FusionDriveでの使用でした。
HDD単体よりは、遅くはないはずですが、5年前のモデルに最新のバージョンmacOS Monterey 12 にアップグレードしたということであれば、やはりちょっと負荷が高いのかも知れません。
買い換えも合わせて検討中とのことでしたが、2022年6月現在はアップルストアでのメモリやサイズをアップした新機種を注文すると3ヶ月ほど待たされることをお伝えしますと、そのままの環境で使用出来ることもあり、ご用命頂く事になりました。
早速分解して行きます。
Fusion Drive ですと、HDDの接続部品の他に、基板ウラにはSSDコネクタもありますので、基板ウラのSSDを交換した方がより高速になるはずですが、体感で大きく感じられる程まで変わりませんし、コスパを考えて3.5インチHDDベイにSSDを載せていくことになりました。
他もホコリを飛ばしながら作業をすすめます。今回はCrucial製SSDを使用します。
今回はユーザー環境の引っ越しはTimeMachineを使ってご自身でなさるとのことでしたので、そのまま入れ替えてMontereyのインストールのみを行います。
交換作業が終わりましたので速度チェックです。
体感かなりきびきびと動作するようになりました。
もとのFusionDriveでの速度も確認してみましょう。
サイズの小さなランダムファイル書き込み読み込み速度はおそらくHDD単体の速度より少し速い程度だと思います。
これが足を引っ張っていたんですね。
受け渡し時、お客様にも動作の様子を確認して頂き、体感でも速度アップされたということで完了です。
ご利用ありがとうございました。