iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017) SSDに載せ替えをしたが動作がカクカク 基板ウラのSSDを取り外す

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macOS 12MontereyにするとFusionDriveでは遅く感じる様になってきたので、内蔵HDDをご自身でSSDに取り替えたというお客様。動作ははやくなったが、使用中にカクカクと止まったりすることがあるとのことでご相談です。

お話を伺うにSSDが出始めの頃にあったいわゆる「プチフリ」という現象の様な気がしますが、まずは動作を確認。

たしかにカーソルが時折止まったりして、使用していて気持ちが悪いです。

もともとがFusionDriveですから、HDDのみを外してSSDに交換しているそうです。速度チェックをしました。

Crucial製2TBSSD。速度はそれなりだと思われます。メモリ64GBいいですね。

Crucial製2TBSSD。速度はそれなりだと思われます。メモリ64GBいいですね。

SSDのファームウェアやトリム設定なども調べてみましたが、はっきりとプチフリになる原因はわかりません。実はプチフリではなくワイヤレスマウスのせい?とかも考え、設定ファイルを初期化したり、USBマウスに取り替えたりしましたが改善がありません。

あと、思いつくのは以下くらいでしょうか?

  1. FusionDriveの片割れ、基板裏のSSDに不良がある。
  2. 3.5インチベイに繋いでいるSATAケーブルの不良
  3. 2.5>3.5アダプタの不良
  4. メモリその他?

上記を切り分けしていくことにします。それではととりあえずは3.5インチベイに積んであるCrucial製の2TBを外して、外部ケースに入れて起動をしてたところ、やはりカクカクします。では内部のSATA接続もなし、外部接続もなしの状態で、基板裏のSSDをフォーマットしてシステムを入れてみると正常にインストールできましたが、同じくカクカクしました。

基板裏のSSDに何か異常があるかもですね。変えてみた方が良さそうです。

現状をお客様にお話ししますと、どうせ基板裏のディスクをはずす必要があれば、そこに自分が持っているSSDを積んで欲しいということでしたので、内蔵する予定でSSDPEKNW020TBをケースに入れてまずは起動させてみます。

SSDPEKNW020TBをUSB-C経由で外付けケースから起動したところ。

SSDPEKNW020TBをUSB-C経由で外付けケースから起動したところ。

SATA SSDを内蔵するより速くなりました。この方法は分解が必要ないので特にUSB-Cが搭載されて以降のMacでは広く使われていますね。ただ企業様などでこの方法を使いますと簡単にドライブを盗まれてしまう可能性もありますので、別の対策が必要になってきます。

さて、USB-C経由の外付けSSDを使って起動してもカクカクは取れません。FusionDriveの片割れ、基板裏のSSD不良で間違いなさそうです。

外付けケースに入ったSSDPEKNW020TB

外付けケースに入ったSSDPEKNW020TB

 

SSDスロットを表に付けて欲しいですね。

SSDスロットを表に付けて欲しいですね。

 

基板裏にいわゆるBladeと呼ばれるApple製SSDが付いています

基板裏にいわゆるBladeと呼ばれるApple製SSDが付いています

基板裏の純正SSDをSSDPEKNW020TB(M.2 2280)に 取り替えて動作させてみます。

内蔵すると外付け起動より数値は速くなりました。

内蔵すると外付け起動より数値は速くなりました。

SSDPEKNW020TBのカタログ値はリードライト共に1800 MB/s。2017年モデルのスロットはNVMe PCIe x4(8.0 GT/s)です。ただこの速度以上を目指しても、普通の作業ではその差異を体感できたことはありません。単純にHDDからSSDに交換した際の感動を超えるものは今だに無いですね。

さて、一番の問題の動作のカクカクは?

しばらく使っていてもカクカクすることは無くなりました!

これにて一件落着です。ご利用ありがとうございました。

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