「昨日までは使えていたんですが…、今朝から電源も入る気配が無く、画面真っ暗で反応がないのです」とお得意の企業様からのご相談です。
画面が真っ暗で反応がないままだと詳しい原因はわかりませんので、早速分解です。
電源ユニットにショート痕
電源ユニット表面が若干青錆が浮いてきており、その部分がショートしていました。沖縄の湿気はかなり強敵です。このように内部を錆びさせることがあります。
もう1ヶ所の焦げ部分も発見しましたので、間違いなく
電源交換
は必要ですが、試してみましたがここだけでは正常起動まではならず。
次にPRAM電池の確認
確認しますと、電圧低くなってました。
WindowsマシンのCMOS電池と同じです。劣化して電圧が下がると起動しなくなることがあります。
iMacのPRAM電池は基板裏に配置されていますが、基板表の接点から電圧のチェックができます。
この後電源を入れますと起動しました。交換する際には基板をはずさないといけないため、少し面倒です…
液晶画面を繋いでテスト
こちらでしばらく動作テストを行って作業完了です。
ご利用ありがとうございました。