iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017) SSD化で速度アップ NVMe 速度比較

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「SATA 1TB SSDで現状の速度に不満はないのだけど、サイズを大きくしたいのと、もしついでに速くなる方法があれば」とお客様からご相談をいただきました。

iMac 2017 もすでに発売から7年…月日のたつのは…Macは比較的長生きな気はしますね。OSバージョンの足切り、マシンが古くなると新しいバージョンが載せられなくなる理由は、案外そんなところにもあるのかもしれません。

さて、i7 メモリ48GBでお使いのiMac。現在はSATA(SATA 6 Gbps)からNVMe(PCI Express 3.0 (x4))のSSDにして、さらに1TBから2TBの容量アップもついでにやれば、スワップ領域も増えて確実に速くなると考えられます。

古いですがまずまずのスペック

古いですがまずまずのスペック

バックアップの容量も追加したいとのことでしたので、SATAベイにはお持ち込みいただいた2TB HDDを追加しました。

SATAベイにはWD REDを搭載しました。

SATAベイにはWD REDを搭載しました。

 

PCI スロット(Macは特殊なのでアダプタが必要です)に挿さったヒートシンク付きNVMe SSD

PCI スロット(Macは特殊なのでアダプタが必要です)に挿さったヒートシンク付きNVMe SSD

予算も抑えたいとのことでしたので、最近人気のあるHanye ブランドのSSDを使用してみました。

Hanye HE71-2TBNDGH

Hanye HE71-2TBNDGH

公称スペックは

Hanye HE71-2TBNDGH 2TB 読込7450 MB/s 書込6700 MB/s

iMac 2017がPCI Express 3.0ですので、ほぼ上限はでていますね。もともとのSATA SSDの速度が560MB /s ですから数値的には6倍以上の速度は出ている計算になります。

別の同型iMacで使用したWD製のBLACK SN770での数値も見てみましょう。

WD-BLACK SN770 2TB 読込5150 MB/s 書込4850 MB/s

比較してみますと、SSDのスペックの差はあってもバス速度の上限程度出ていますので御の字というところでしょうか。

WD-BLACK SN770 2TB

WD-BLACK SN770 2TB

WD製とHanye製の価格差は5000円ほど。マイナーブランドですがちょっと見逃せないですね。

こちらにて完了です。ご利用ありがとうございました。

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