iPad 7 世代 A2198 充電口がぐらついて充電しない 基板修理

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「充電ケーブルを差し込んでもグラグラと動く状態で充電ができなくなりました。修理できるでしょうか?」

おそらく充電口にケーブルを挿したまま落とされた状況だと思います。ケーブルを挿すとグラグラしています。

充電反応がある時もありますが、ほとんど電流は流れていません。

充電反応がある時もありますが、ほとんど電流は流れていません。

ガラス面に細かな傷がみられたので、開ける時にガラスが割れてしまうリスクがあります。今回は問題なく開けることが出来ました。

ガラスデジタイザが外れました。

ガラスデジタイザが外れました。

 

ガラスと液晶を取り外して基板へアプローチしていきます。

ガラスと液晶を取り外して基板へアプローチしていきます。

基板に接続されているケーブル類は折り重なるように配置されています。

ケーブルは薄いシールで覆われています。全てを切らないように要注意です。

ケーブルは薄いシールで覆われています。全てを切らないように要注意です。

 

基板を外して実作業開始です。

基板を外して実作業開始です。

 

交換するパーツはこちらです。

交換するパーツはこちらです。

 

青丸の箇所がハンダで接続されているの外していきます。

青丸の箇所がハンダで接続されているの外していきます。

 

外した直後です。

外した直後です。

 

マイクロスコープの画像です。古いハンダをきれいに除去しました。

マイクロスコープの画像です。古いハンダをきれいに除去しました。

 

新しいハンダをパターンへ盛ったところです。

新しいハンダをパターンへ盛ったところです。

 

ケーブルの位置決めをしてハンダします。目印の窓があるのでそれを目安にします。

ケーブルの位置決めをしてハンダします。目印の窓があるのでそれを目安にします。

 

作業完了です。電流も問題なく流れています。

作業完了です。電流も問題なく流れています。

 

このあと、100%まで充電することも確認しました。

このあと、100%まで充電することも確認しました。

こちらで作業完了です。

ご利用ありがとうございました。

 

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