新都心にある修理店に、バッテリー交換を依頼したら、起動不能になってしまったので、お店から新しいiPhone SEを提供してもらったとのこと。
しかし、古い動作しなくなったSEにどうしても必要なデータがあり、 どうにかならないかとご相談でのお持ち込みでした。
お話を伺い、基板修理の可能性を伝えながら、念の為バッテリーを交換すると、なんと起動しました。
先の修理店は弁償までされたようですが、こういう事もあるのですね。
修理屋持ってくれば動くあるある…。
では、即座にコンピュータ側にバックアップをとっていきましょう。
本体自体何かおかしいのかもしれません。困りました。
マシンやケーブル、部品を交換しつつ試すうちに正常にバックアップを取ることができました。
おめでとうございます。
ということで後はお客様のデータがあるのかのチェックですが、iPhoneをコンピュータ側にバックアップした際、データは暗号化されており、直接見ることができません。都度iPhoneに復元すれば見えますが、かなり面倒くさい作業になりますので、コンピュータ上での暗号解読ツールを使っていきます。
お客様が必要としているのはアプリ名、TatePad(縦書き入力が可能なアプリ)で入力したデータ。暗号を解読してコンピュータ側で残っているか確認していきましょう。
というところで、新しいiPhone SEへ元々のバックアップを復元して、念のためコンピュータに書きだした暗号化解除ファイルの「TategakiEditor」内のデータもご確認頂き、データ全てをUSBメモリに入れて完了です。
お客様にもとてもお喜びいただきこちらとしてもやりがいがありました。
ご利用ありがとうございました。