iPod (5th generation Late 2006) TAPTICエンジン付 粗い改造 データドライブを別の中古に載せ替え

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「iPod classic SD化をメルカリにて購入したのですが、フェイスプレートとホイールに若干浮きがありそのせいかMENUボタン等の反応が鈍く強めに押さないと反応しない状態です。こう言った状態の物も修理依頼は可能でしょうか?」とメールにてご相談いただきました。

先に写真をメールで送ってもらいました。

ホイールが浮いています。

ホイールが浮いています。

 

隙間が空いています。このリアケースはおそらくコピー品ですね。

隙間が空いています。このリアケースはおそらくコピー品ですね。

(こちらは形は一緒ですが、厳密にはiPod classicではなくiPodですね。)

早速分解します。

あれ?TAPTIC Engineがついています。

あれ?TAPTIC Engineがついています。

なんらかの改造がされているようです。

ボタンの部分にはクッションの意味なのか、ゴムが貼られていました。

ボタンの部分にはクッションの意味なのか、ゴムが貼られていました。

これは…なかなか粗い仕上げです…。

TAPTIC EngineというのはiPhoneのボタンを押した時に擬似クリックのための震える部品です。この頃iPod classic系の改造で一部流行っているみたいですね。 さて、ボタンの浮きと本体の隙間をなくすべく組み直しをしている際、コードが外れてしまいました。接点が剥離していたため再接着ができない状態。これは困りました。

お客様と相談しドライブごと、当店在庫の別の純正中古に移植することで対応することになりました。別の純正中古であれば、ボタンが浮く心配も、ケースが浮く心配もありません。

ドライブ移植しました。

ドライブ移植しました。

 

正常動作するようになりました。

正常動作するようになりました。

こちらにて完了です。ご利用ありがとうございました。

オークションやフリマサイトで販売している方にはいろんな方がいらっしゃいます。特に最近「メルカリで買ったのだけど…」みたいなご相談かなり増えています。中古のiPodなどをお買い求めになる際には、十分にお気をつけください。

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