Mac Pro (Early 2009) 起動しない CPUドーターボード 電源ユニット 交換 修理

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南風原在の企業様より「しばらく使っているとフリーズしたり、起動しなくなったりする。」とご相談です。

2009年のマシン。まだまだお使いの方も少なくありません。発売から10年以上たっていますので年々優良なパーツの入手もきびしくなってきています。

内部のホコリを落としつつ作業を進めます。

まずは不安定な動作の原因になっていると思われるCPUドーターボード(CPU daughter board)から交換して行きます。この部分の故障多いです。CPU ドーターボードは手前のラッチを開いて簡単に前に引き出すことが出来ます。でかいです。

左右のラッチを開いて取り出します。

左右のラッチを開いて取り出します。

 

CPUドーターボード

CPUドーターボード

こちらでしばらく稼働テストをしたところ、2日目に落ちました。他に原因がある様です。古い機種ではなかなか症状が出ない場合も多くて困ります。

さて、CPUドーターボードを元のものに戻し、引き続き電源ユニットを交換していきます。

電源部をはずすには、フレキシブルなドライバーがあると便利です。

電源部をはずすには、フレキシブルなドライバーがあると便利です。

上部の電源を外しました。

 

上部左がドライブベイ。右が電源ユニットが収まる場所。

上部左がドライブベイ。右が電源ユニットが収まる場所。

 

Mac Pro の電源ユニット

Mac Pro の電源ユニット

今度はすぐに落ちてしまいました。取り替えた電源が正常なことはわかっていますので、CPU ドーターボードの交換も必要の様です。こちらも再度、交換してテストです。

ついでにDVDドライブ外装部のドアがひっかかりぎみとのこと。内蔵ドライブをAベイからBベイに変更することで対応します。

DVDの搭載ベイを移動しました。

DVDの搭載ベイを移動しました。

 

今回は2日以上動作させてみても勝手に落ちることはありませんでした。やはり2箇所の交換が必要な様です。

順調に動いております。

順調に動いております。

その後、数日動作させても落ちることはありませんので、こちらで完了判断で問題無いでしょう。

あとはお客様のもとで継続使用をしてもらい様子を見てもらうことになります。

ご利用ありがとうございました。

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