「Mac Proが昨日まで動作していたが、突然ブルー画面になってしまって動かない。データも必要で急ぎです」と那覇市内の写真館のお客様。
お持ち込みいただき起動しますと、おっしゃった通りブルーの画面で起動します。まずはディスク異常を疑い、はずして別のマシンでチェックします。
この不具合はAppleのディスクユーティリティでは修復できませんでした。
フォーマットがHFS+までの時代で大活躍したメンテナンスツールDisk Warriorの出番ですが、重要なデータがあるとのことでしたので、念の為おかしくなったSSDを複製したのちに修復をかけることにしました。SSDが不調な場合修復をかけると一発で死なれても困ります。データが必要な場合は、急がば回れで慎重にすすめるのが吉です。
コピーが取れましたので、オリジナルのSSDをメンテナンスしていきます。
さて、修復できたので、Mac Proに組み込んで起動させたところ、どうも動作がおかしいです。SMC、PRAMリセットなどが効きません。ということは、実は本体側の異常で繰り返し再起動をした際にSSDを悪くしてしまった可能性がありそうです。
10.6が動作するマシンなので、まずはDVDで起動させてみることにします。他のドライブを外してDVDメディアをドライブに入れて起動すると…
残念ながら、手元に同型の正常グラボがないため確認ができません。
お客様は同機種を2台お持ちで、このSSDドライブをとにかく動作させたいとのことでしたので、もう1台を持ってきてもらうことになりました。お持ちいただく間、修復したSSDが正常に動作するかのチェックを10.6動作機種で確認しておきます。
正常動作のMac Proをお持ち込みいただきましたので、そちらに載せ替えて正常に起動できることを確認してのお渡しになりました。こちらで完了です。
ご利用ありがとうございました。