MacBook Air (13-inch, Early 2015) Zoom使用中突然電源が落ちる 放熱対策

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以前に当店にてSSDを増量をご利用いただいたお客様「SSD交換時は問題無かったが特にZoomなどを使っていると突然おちるようになった」とご相談です。

突然落ちる状況というのは熱暴走か、ドライブ不良だと思われます。しばらくテスト稼働をしてみましたが、症状の確認が出来ませんでした。

CPU温度などを計測出来るソフトを入れますと、起動時にかなりの発熱が確認できました。最近ご相談が増えております熱暴走による不具合と仮定し処置をしていきます。

まずはCPUグリスの確認です。

乾燥していますので機能は落ちていると思われます。

乾燥していますので機能は落ちていると思われます。

固化したグリスをきれいに取ります(写真は上とは逆向き)

固化したグリスをきれいに取ります(写真は上とは逆向き)

ヒートシンクの銅板の段差より外、GPU側にはグリスを塗らない様に注意。(写真ではヒートシンクとチップの向きが逆になっています。ミステイク)

CPU部分にグリスを塗ります。グリス塗り位置の広がりのチェックで開けて写真を撮っています。

CPU部分にグリスを塗ります。グリス塗り位置の広がりのチェックで開けて写真を撮っています。

グリスの塗り直しは完了です。

CPU上部もSSDと同様に放熱シートを貼ることにしました。放熱シートがアルミリアケースに接地することでファン以外の放熱手段として期待出来ると思います。

放熱シートがうまくリアパネルに接地することも確認済です。

放熱シートがうまくリアパネルに接地することも確認済です。

起動確認をしたところ、当初の確認時よりは冷却がうまく働いているようです。

2〜3分すると40〜50°台の温度になりました。

2〜3分すると40〜50°台の温度になりました。

こちらにてお返ししてしばらく様子を見て貰うことになりました。

ご利用ありがとうございました。

ご利用ありがとうございました。

 

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