MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020) キーボードにお茶をこぼす 水没処理

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お茶を本体上部のキーボード側にこぼしてしまったとお持ち込みです。ご来店の10分~20分前の出来事で拭き取り逆さまにした以外はなにもされていないとのこと。早速、分解して状況の確認です。

裏カバーを開けると、ファンが回っていましたので強制的にバッテリーのコネクタを抜いて電源を落としました。結構な箇所にお茶の侵入を確認できました。

矢印の先はスピーカーとバッテリー

矢印の先はスピーカーとバッテリー

 

トラックパッドとバッテリーの間にもお茶の侵入がありますね。

トラックパッドとバッテリーの間にもお茶の侵入がありますね。

 

黄色円内は今日の事件以前からのサビ?汚れ?だと思われます。

黄色円内は今日の事件以前からのサビ?汚れ?だと思われます。

 

バッテリーの基板には、結構な量のお茶が侵入していました。

バッテリーの基板には、結構な量のお茶が侵入していました。

バッテリーのコネクタ外してよかったです。

スピーカーを取り外すと裏にも濡れた後が。

スピーカーを取り外すと裏にも濡れた後が。

 

このモデルのバッテリーはシールでの固定ではないので、分解して取り外します。

このモデルのバッテリーはシールでの固定ではないので、分解して取り外します。

 

ファンも取り外します!

ファンも取り外します!

最後にキーボード部分にアプローチします。薄い黒いシートがバックライトのシートを覆っているので、そのシートの周囲の接着部分を温めながら外していきます。これを開けるとキーボードを効率よく乾燥させることができます。

薄くて割れやすいので作業はより慎重におこないます。

薄くて割れやすいので作業はより慎重におこないます。

 

キーボートの裏側。 エアーダスターを吹きかけると、ホコリも結構出てきます。

キーボートの裏側。 エアーダスターを吹きかけると、ホコリも結構出てきます。

分解できるところはすべて取り外して、、サビの箇所は洗浄し、後はしっかりと乾燥させます。この作業は水没時の基本作業となります。

組み上げて、電源が入れば、作動に不具合がないかチェックをすることが可能となります。電源がはいらなければ、基板に不具合が発生しているとおもわれるので、基板の修理が選択肢となります。

今回は無事に電源が入りました。

無事回復しました。

無事回復しました。

 

一番影響を受けた可能性のあるキーボードをキーボードビューアーをつかって、反応しないキーがないかをチェックしました。

一番影響を受けた可能性のあるキーボードをキーボードビューアーをつかって、反応しないキーがないかをチェックしました。

今のところキーボードに問題はありませんでした。

他に、Wi-FI、スピーカー、FaceTimeカメラ、充電、などが正常に作動しているかをチェック。現状ですべて問題なく作業は完了しました。

お仕事中の出来事で、バックアップも取っていなく、心配されていましたが、大変喜んでいただきました。

 

不意な出来事はいつ起こるとも限りません。お仕事でこまらないように日々のバックアップは、習慣化されることを強くオススメいたします。

ご利用ありがとうございました。

 

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