「さっきコーヒーをこぼしたんですが、対応して貰えますか?」とお電話でお問い合せ。
水濡れの対処はできるだけはやい対応が良いですとお伝えして、お電話の後にお持ち込み頂きました。
土曜日の17時過ぎのお持ち込みですが、コップ半分以上をかけてしまったようですので、早急の対処が必要です。
内部にも確実に浸水しています。隙間を伝って中に入り込んでいきます。
キーボード側は上記画像の様に背面がシールされているので、限定的な浸水で止まった様ですが、キーボード側にはまだ水気が残っています。
幸い基板やコネクタ部には浸水箇所は見あたりませんでした。主には外周を伝った箇所、キーボードやその他の隙間から伝っての浸水だと思われます。
ただ基板にはおそらく今回生じたものではないサビを発見しました。
洗浄します。
逆に水没でもなければ、分解もないので、発見せずにそのままだった箇所ですね。
濡れた箇所を全て拭き上げて、ここからは時間をかけて強制的に乾燥させていきます。
乾燥終了後、再度全ての部品を組み上げて行きます。
普通に起動していますので、まずは起動人「D」を押して、簡易チェックをしていきます。
簡易チェックはあくまでも目安にしかなりません。
今回、基板上には今回の水没での損傷箇所もありませんでしたので、おそらくはそのままお使いになれる可能性が高いこと。
ただしキーボードや液晶などの一度濡れた箇所に関しては乾燥させたあとも不具合が起きる可能性があることなどをお伝えして完了です。
ご利用ありがとうございました。