MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) コーヒーをこぼしてしまう 水没処理 基板上の青サビ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「さっきコーヒーをこぼしたんですが、対応して貰えますか?」とお電話でお問い合せ。

水濡れの対処はできるだけはやい対応が良いですとお伝えして、お電話の後にお持ち込み頂きました。

土曜日の17時過ぎのお持ち込みですが、コップ半分以上をかけてしまったようですので、早急の対処が必要です。

リアケースを開けるとあちこち浸水しておりました。

リアケースを開けるとあちこち浸水しておりました。

 

外したリアケース。茶色いのはコーヒーですね。

外したリアケース。茶色いのはコーヒーですね。

 

Lスピーカーを外した所。ステッカーで固定されています。

Lスピーカーを外した所。ステッカーで固定されています。

 

バッテリーはステッカーと4個のネジで固定されています。

バッテリーはステッカーと4個のネジで固定されています。

 

Rスピーカーも外します。

Rスピーカーも外します。

 

イヤフォンジャック部

イヤフォンジャック部

 

バッテリー下。トラックパッドの隙間、キーボードの下からもにじみ出ています。

バッテリー下。トラックパッドの隙間、キーボードの下からもにじみ出ています。

内部にも確実に浸水しています。隙間を伝って中に入り込んでいきます。

キーボード側は上記画像の様に背面がシールされているので、限定的な浸水で止まった様ですが、キーボード側にはまだ水気が残っています。

ダスターで吹くと水気が出てきます。ここは十分に乾燥させる必要があります。

ダスターで吹くと水気が出てきます。ここは十分に乾燥させる必要があります。

幸い基板やコネクタ部には浸水箇所は見あたりませんでした。主には外周を伝った箇所、キーボードやその他の隙間から伝っての浸水だと思われます。

ただ基板にはおそらく今回生じたものではないサビを発見しました。

これはほおっておくと不具合の原因になりそうです。

これはほおっておくと不具合の原因になりそうです。

洗浄します。

洗浄後

洗浄後

逆に水没でもなければ、分解もないので、発見せずにそのままだった箇所ですね。

基板は外れています。液晶のヒンジ部。

基板は外れています。液晶のヒンジ部。

 

液晶コネクタ部

液晶コネクタ部

 

アンテナバーと液晶のコネクタ部

アンテナバーと液晶のコネクタ部

 

Touch IDのボタンが有る側のヒンジ部。液晶を外すと中も濡れていました。

Touch IDのボタンが有る側のヒンジ部。液晶を外すと中も濡れていました。

 

液晶の継ぎ目にもしっかりと垂れる程入り込んでいました。

液晶の継ぎ目にもしっかりと垂れる程入り込んでいました。

濡れた箇所を全て拭き上げて、ここからは時間をかけて強制的に乾燥させていきます。

乾燥終了後、再度全ての部品を組み上げて行きます。

普通に起動していますので、まずは起動人「D」を押して、簡易チェックをしていきます。

ここでは異常は出ませんでした。

ここでは異常は出ませんでした。

簡易チェックはあくまでも目安にしかなりません。

今回、基板上には今回の水没での損傷箇所もありませんでしたので、おそらくはそのままお使いになれる可能性が高いこと。

ただしキーボードや液晶などの一度濡れた箇所に関しては乾燥させたあとも不具合が起きる可能性があることなどをお伝えして完了です。

特に動作に異常は見られませんでした。

特に動作に異常は見られませんでした。

ご利用ありがとうございました。

 

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください