いつもご利用いただく座間味から常連のお客さま。「Macが起動しなくなってしまいました。中に入っている音楽データが欲しいが取ることは出来ますでしょうか？」とご相談。
「もう古いのでこのMacは直さないつもりで新しいコンピュータも買いました。今回はデータだけ欲しくて。もしもMacからデータが取れない場合にはiPod Classicの方にも同じ曲は入っているのでそちらから取れますか？」とのことでしたので、念のため2台ともお預かりすることになりました。
iPod Classicでしたら、HDDが入っておりますので取り出しは可能ですが、データ抽出などに余分な工数がかかってしまいます。
iPod classic 用HDDは東芝の1.8インチ PATAです。（参考写真）
Macからデータを取り出す方がより簡単にデータの抜き出しができますので、そちらで進めて行きます。
HGST 500GB HDD
取り出したHDDには残念ながら障害があり、そのままでは正常にデータを取ることができませんでした。
専用の複製マシンを使って正常なHDDにデータの複製を取っていきます。
多少多めの時間はかかりましたが、99%以上のデータを取ることは出来ました。
ここでお客様が買った新しいコンピュータがWindowsということが判明。そのままではMacフォーマット（HFS+）のディスクの中身を見ることはできません。
お客様にうかがいますと「音楽だけあれば良い」とのことでしたので、再度、該当部分のデータのみexFATのUSBメモリメディアを用意して、そちらにコピーをすることになりました。
SanDisk 64GB USBメモリ
HDD同士よりも転送時間はかかります。最終的に一時間強かかりましたがこれにて完了です。
ご利用ありがとうございました。
