「リュックの中で水筒の水漏れで、ライカムに持っていったら、16万と言われた。」とお子さんがお使いのマシンをお父さまにお持ち込み頂きました。
「水濡れしてしまった」とのご相談が連日つづきます。
水濡れがありますと、通常は基板交換を行ってもキーボードやバッテリーなどの電源周りに不具合がでる可能性があります。その上、液晶パネル内部にも水が入っているのであれば、液晶交換も必要になりますので、どうしても高額になってしまいます。
今回ユーザーさんは「どうしてもこのマシンを直したい」とのこと。完全に直る保証はできませんが、最低限の処置を行うということでご了解を得まして、作業を進めていくことになりました。
早速分解して行きます。
目視での不純物の除去は終わり増したので、乾燥後、組み上げて電源をいれます。
起動はしましたが、
お客様は正常動作をするのであれば、液晶画面の交換もしたいということでした。
ただ、水没マシンは突然おかしくなる危険性は残ります。
「高額な液晶部品まで交換したあとに壊れると無駄になってしまうので、とりあえずTimeMachineでのバックアップをとって、しばらくお使いになってから、必要であれば交換の検討しても良いのでは?」と提案。
「実際にはこのマシンはこのままお使いになり、お買い換えをご検討された方がいいかと思います。」と合わせてお伝えして、今回はこちらにて作業完了です。