MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) 水筒の水をこぼして水没

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

本部町より「キーボード右側に水筒の水をこぼしてしまった。」とお電話にてご相談。

翌日お持ち込みいただきました。「お客様自身で応急処置として、画面を開きひっくり返した状態で、しばらく置いてあった」とのこと。

その時は水が滴り落ちてきたそうです。

分解確認するまでは、どのくらい水の影響があるのかは分かりません。

分解確認するまでは、どのくらい水の影響があるのかは分かりません。

 

基板を取り外し。

基板を取り外し。

 

表面を目視でチェックします。

表面を目視でチェックします。

 

裏面も目視でチェック!

裏面も目視でチェック!

 

更にマイクロスコープ隅々までチェックします。

更にマイクロスコープ隅々までチェックします。

幸いなことに、基板への水の影響は殆どない様子でした。

残すところは、水が直接かかった、キーボードへのアプローチです。

残すところは、水が直接かかった、キーボードへのアプローチです。

黒いシートの下には薄いプラスチックの板が合わさっていて、デリケートなパーツです。

断裂リスクもあるので、開けるのは必要最小限で確認。

断裂リスクもあるので、開けるのは必要最小限で確認。

両サイドを開け、送風しながらの乾燥を48時間。(乾燥したい部品のサイズによっては真空ポンプを使うこともあります。)

すべてを組み上げて、いよいよ、電源の投入です。

この瞬間はいつも願う気持ちで電源ボタンを押します。

起動しました。無事電源がはいるとすごく嬉しい気持ちになります。

起動しました。無事電源がはいるとすごく嬉しい気持ちになります。

 

起動後はキーボードの入力チェックや充電チェック、一度分解しているので、他の機能が正常に作動しているかもチェックします。

起動後はキーボードの入力チェックや充電チェック、一度分解しているので、他の機能が正常に作動しているかもチェックします。

すべてチェックOKですので、お渡しとなります。

お客さまにも大変喜んでいただくことができスタッフとしても本望です。

ご利用ありがとうございました。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください