那覇市内の企業様より「アップデートしていたのでそのままにして帰った、あくる日の朝にはもう起動しない様になってしまっていた」とお持ち込みご相談です。
確認しますと起動途中のりんごマークでストップしてしまいます。アップデート後に動作しなくなるという症状になるのは、ディスクの空きが少ない時によく起きている気がします。今回データは消しても良いとのことでしたので、早速リカバリーを試してみましょう。
Command + R キーを押したまま電源を入れます。
復旧アシスタントが起動しますが、使っていたユーザーのログインパスワードを要求されます。
この頃のMacintoshのセキュリティは、iPhone同様かなり厳しくなっています。あまり強くなりすぎて正規ユーザーであっても、パスワードを忘れてしまうとかなり面倒臭いことになります。
ディスクユーティリティを覗いてみると、Macintosh HDボリューム内の – Data領域がグレーになっています。
データは必要ないということでしたので、消去することにします。
この後、そのままVenturaを入れようと思いましたが、うまくいきませんでしたのでお客様と相談しますと、VenturaではなくMontereyを入れてほしいとのことでしたので、一つ前のバージョンのMontereyを入れていくことにします。
Montereyインストール用のUSB起動ディスクで起動して作業を進めます。
ここまで特に動作には異常がないと思われます。後はハードウェアの簡易チェックも行って完了です。
ご利用ありがとうございました。