MacBook Pro (15-inch, Early 2011) 起動しない バッテリー トップケース交換

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

南城市より「動かなくなったMacBook Proを診て欲しい」とご相談です。

DVDを見ようとしても電源が入らず、Appleにご相談されたとのことですが、「サポート外である」といわれ手付かずの状態でしばらく置いていたとのこと。

このマシンは1年以前から利用してないとのことでした。 

このマシンは1年以前から利用してないとのことでした。

 

バッテリーのコネクタを外し、充電ケーブルと接続すると起動しました。

バッテリーのコネクタを外し、充電ケーブルと接続すると起動しました。

概ねこれで原因はバッテリー劣化にあると思われます。

バッテリー交換してみましょう。

起動はしましたが触れる度にレインボーカーソルが回ります。

起動はしましたが触れる度にレインボーカーソルが回ります。

HDDにもそれなりの劣化があり反応が遅いので併せてSSDへの換装をご提案したところご了承いただきました。

High Sierraをクリーンインストールし、ユーザーデータの移行作業をしました。

 

このマシンで入る最新のOSは10.13です。

このマシンで入る最新のOSは10.13です。

お客様は普通にDVDが見れればということですので、今回は普通に10.13で仕上げて行きます。一般に「Patcher」と呼ばれるツールを使えば、通常はインストールできない非対応OSのバージョンでも入れることは出来ます。希望される方は最近のPatcherはかなり簡単なのでトライしてみてもいいかもですね。くどい様ですが、試す前にはTimeMachineでバックアップを取ってから行って下さい。そうすれば失敗しても元にもどせます。

いろいろありますが下記はBigSurもインストールできる様です。(英語サイトですが日本語で説明してくれている別サイトもあると思います。)

OpenCore Legacy Patcher

 

SSDにデータの載せ替え終わりました

SSDにデータの載せ替え終わりました

 

バッテリー交換とキャリブレーションも完了!

 

その後の作動チェックで、キーボードとDVDに不具合があることが判明。

その後の作動チェックで、キーボードとDVDに不具合があることが判明。

キーボードトップケースとDVDドライブを丸々交換し、問題は解決です。

SSDに換装したので、TRIMサポートを「はい」に設定することも忘れずに!

古い年式のマシンが新品のようになって、作動していると、お客様には大変喜んでいただきました。

ご利用ありがとうございました。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください