MacBook Pro (15-inch, Mid 2012) リンゴマークで電源が落ちて数ヶ月放置 不良HDDよりデータ救出 SSD化 MacKeeper削除

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ご近所にお住まいのお客様より「リンゴマークが出た後、勝手に電源が落ちて使えなくなったので数ヶ月放置していました。本体も使えるといいが、最優先は中のデータが欲しいのです…」とご相談を頂きました。

起動不良の確認ができましたので、内蔵HDDのチェックを進めます。

左下にTOSHIBA製のHDDが入っていますね。

左下にTOSHIBA製のHDDが入っていますね。

内蔵HDDは劣化損傷

内蔵HDDを取り外してチェックしたところ、損傷が見られました。こちらはデータが復旧出来るかチェックを進めます。

 

本体のチェック

テスト用の起動ディスクを入れて起動すると問題無く動作している様です。

当店の起動テスト用のディスクで起動したところ

当店の起動テスト用のディスクで起動したところ

 

バッテリーは50%程度の能力になっていました。

バッテリーは50%程度の能力になっていました。

 

Apple Diagnosticsで確認したところ、本体側の異常は見られませんでした。

Apple Diagnosticsで確認したところ、本体側の異常は見られませんでした。

 

一方内蔵HDDの方はPC-3000での

データ復旧が必要

なことが判明しました。

今回はデータ復旧とバッテリー交換以外の本体側の修理をご用命頂くことになりました。同時に本体修理をご用命いただいた場合にはデータ復旧料金をお値引きさせていただいております。

 

新品SSDに換装します

左下の2.5SATAベイにCrucial製の1TBを入れていきます。

左下の2.5SATAベイにCrucial製の1TBを入れていきます。

 

データ普及うまくいきました

そのままSSDに引っ越ししましたが、元々使われていたシステムがOSX 10.8!

お客様にうかがうとできるだけ新しいOSXのバージョンにしたいとのこと。このマシンに載る最新のmacOSは10.15。

アップグレードするOSXのバージョンに開きがありますとうまく行かない場合もあります。一旦macOS El Capitan 10.10にアップデートした後、macOS Catalina 10.15にアップグレードしていく手順で進めます。この作業と下記のマルウェア除去に関して料金内にて対応しております。

途中動かないアプリなどの警告もありながら無事1015になりました。

途中動かないアプリなどの警告もありながら無事1015になりました。

動作チェックをしていますと、入れてはいけないMacKeeperなどが入っていました。へんなヤツは削除して行きます。

ほぼマルウェアに近いMacKeeper。これ普通に入れて使っている人案外多いです。

ほぼマルウェアに近いMacKeeper。これ普通に入れて使っている人案外多いです。

と、情報探すとやはり…

https://applech2.com/archives/20180218-apple-support-recognize-mackeeper-as-malware.html

ということで以下よりMalwarebytes のフリー版を使ってできるだけ残ったカスも削除していきます。

Mac Download

MacKeeperはPUP(Potentially Unwanted Program)で反応していますね。その他にも2個。

MacKeeperはPUP(Potentially Unwanted Program)で反応していますね。その他にも2個。

動作が遅くなったりする場合にもMalwarebytesなどのチェックは有効だったりします。

こちらにて全て完了です。

データも戻って本体も動く様になりお喜びいただきました。

ご利用ありがとうございました。

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