「御社ブログに書かれているのと同様の症状です。住まいが東京なので、もし依頼する場合はどのようにしたら良いですか。」とメールにてお問い合せ頂きました。
ご覧いただいた弊社ブログはこちらとのこと。
郵送での対応手順などを申し伝え、概算見積をご了承の上、ご用命頂きました。
到着しましたので分解していきます。
ばらして目視確認をしての再度詳細お見積もりとなります。
充電ができない原因は、この箇所のハンダが剥離している場合がほとんど。
ピンセットでつまんで動かすと全部外れていることがわかります。
一目見てわかる不具合でしたので、今回は動画をアップロードして、お客様にご覧頂き修理をすすめて良いかどうかの判断を仰ぎました。
こちらまでのお見積もりは無料です。
引き続きご用命頂きましたので、作業を続けて行きます。
まずは、元のハンダをキレイに取り除いて、パターン剥離の箇所を確認します。GND（ー）が先に剥離していることが多いです。
非常に小さいのでマイクロスコープでの作業となります。
ジャンプできる箇所がないので、少しでも残っているパターンに髪の毛ほどの銅線をはんだ付けします。
基板上にパターンが走っていれば、まあまあ離れたところから結線することもありますが、まずは充電口周辺の繋げられる所を繋いでみます
USB-Cコネクタはウラオモテのリバーシブルなので、どちらかが生きていれば、通電可能です。 状態によっては通電しない場合もあります。
さて、この状態でどうでしょうか。
電流が流れました。
このまま安定して充電するかの確認を行います。
問題無さそうです。
この後、実際の使用に耐えうるか、何度か充電ケーブルのツケ外しなどを行って、弱い部分がわかりましたので、再度補強をして仕上げました。今回もUSBマグネットケーブルを同梱して完了です。
ご利用ありがとうございました。
