「LAVIEのPC-TE708KASを持っているのですが、充電の内部接触が悪くなっていて、ケーブルを挿して、ちょっと抑え気味に、ケーブルを持った時だけ、充電する状況になってしまいました。差し込み口内の細い端子はかけてはいないみたですが・・。」メールにてお問い合せを頂きました。
充電の反応が不安定と宮崎県より修理のご依頼です。
NECのLAVIE Tabの修理は多く担当しましたが、今回のモデルは初めてのご依頼です。
しばし調べた所、分解は裏面ではなく、画面側から開けないと内部にアプローチが出来ない構造ですね。
液晶を割ってしまってはいけませんので、慎重に回復作業を続けます。
液晶画面はガラスギリギリのところまでありますので開ける際にピックなどを深く差し込むとガラスは無事でも液晶をだめにしてしまう可能性があります。
マイクロスコープで、充電口をチェックします。
このピンだけが浮いている状態は、通常のUSB口ではありえませんので、おそらくピンをカバーしている樹脂が折れて取れているのだと思います。
新しい部品を見るとピンをプラスチックの受けが保護しているのがわかります。 やはり樹脂のカバーが無くなってしまったのだと思われます。
取り替えて組み上げ、充電テストを行います。
こちらで完了です。
今回も、USBコネクタ脱着時の充電口へのダメージ軽減のため、マグネット式のUSB充電ケーブルをサービスさせて頂きました。
ご利用ありがとうございました。