OPPO R7SM 誤って入れてしまったSIMの取り出し

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海外からのお客様。「誤って違うサイズのSIMを入れてしまったので取り出せますか?」とお持ち込み。

日本で使えるSIMは手配したものの、サイズが違うということでアダプターを買ったそうです。ただうっかりトレーを使わずにそのまま奥までいれてしまった模様。とれなくなりお困りです。

日本ではあまりみないOPPOというメーカーのスマホ。しばらく外から引っ掛けて取れないか試して見ましたが、SIMスロットを破壊してしまう可能性もあるため、分解することにしました。

ただこの機種の分解は当店もはじめてなので、ちょっと緊張しますね。

上下のシール部分を剥がすとネジ止め部分があります

上下のシール部分を剥がすとネジ止め部分があります

 

バックパネルを外したところSIMスロットはこの基板の裏側ですね。

バックパネルを外したところSIMスロットはこの基板の裏側ですね。

 

SIMを取り出すために基板を外しています

SIMを取り出すために基板を外しています

 

トレーと同じくらいのSIMアダプタが入っています

トレーと同じくらいのSIMアダプタが入っています

取り出し時には注意が必要!

スロット内部に見えている白い部分が取り出さないといけないSIMアダプタ。基板まで見えるようになりました。

SIMスロット内部は、SIMカード金属部分に接地する、金属製のバネ状のピンがあります。今回の様に誤って奥まで入れてしまったSIMを無理に取ろうとして、バネピンを始めSIMスロットを破壊してしまう方、結構多いです。スロットだけならまだしも基板をキズ付けてしまうと全て台無しになります。どうぞご注意下さい。

さて、基板ウラをのぞくことは出来るようになりましたが、かなり奥まできつく押し込んでしまっているようで簡単にはとれないです。特殊工具を使ってSIMスロットを損傷することの無いよう、ゆっくりと取りだすことにしました。

無事取り出す事ができました!

無事取り出す事ができました!

無事取り出せたので組戻して、早速正しい方法でSIMの挿入チェックです。はじめて入れたSIMとのことで、設定が必要の用ですが、SIMは正常認識しているようです。

SIMスロットは生きていたことがわかりましたので、作業完了です!

素敵なカップルでしたので、写真を撮らせてもらいました。

ご利用ありがとうございました。

 

 

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