PowerMac G4 QuickSilver 2002 OS9 システムインストール

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「新品のIDE(ATA)のディスクにシステムがインストールできません」とお持ち込み。久々のQuickSilverのお持ち込み。MacOS 9で動作するマシンの整備です。

今時はIDEの新品ディスク探すの大変でしょうね…。結構探されて80GBを入手されたそうです。本体は2002年式なので、17年前の機種。お疲れさまです。

さて、システムが正常にインストールできないのは

 

  1. HDD異常(ジャンパピンなどの設定ミス含む)
  2. メモリ異常(接点不良)
  3. システムメディアの異常

などが考えられます。ひとつずつやっつけていきましょう。

 

IDEのジャンパピン設定には、

挿したケーブルで判断するCableSelectの他、MASTER、SLAVEがあります。

それぞれジャンパピンの差し方はHDDオモテのステッカーに書いてあります。

メーカーでも、種類でも変わってきますので、要注意。

 

IDEデータケーブルには、

HDDに接続する側が2個メスのコネクタがついています。そのの外側から順番にMASTER、SLAVEになっています。

HDD側の設定がCableselectになっていればどちらを繋いでも問題無いです。

HDDは2台ついてましたので、それぞれMASTER、SLAVEになるようにジャンパピンを設定し直して、データケーブルを繋ぎます。

 

インストールまではうまくいきました。

ジャンパピンの再設定が功を奏したわけでもないとは思いますが、

問題無く起動したので、CD流して、QuickTimeでサンプル映像をループ再生にて動作チェックしていきます。

5分ほど動作させて、フォルダの開け閉めをやってると

……あら、フリーズしました。

というところで、怪しいと感じたメモリチェックです。するとすぐにエラー発生。

メモリ異常だったようです。

悪いメモリの特定は、外して接点復活剤などで、メモリ接点部、スロット部もキレイにして、付け外しをして確認します。

悪いメモリの特定ができました。ついでにへたっていた内蔵電池も交換しました。念のため、ジャンパピンもCableSelectに戻しておきましょう。

その後の動作確認も問題有りません。

これにて作業終了です。

 

余談

この辺りはほぼほぼ必要の無いバージョンでしょうか…。

この辺りはほぼほぼ必要の無いバージョンでしょうか…。

今回、手持ちの古いシステムが必要になるか?とあさってみましたが、OS9じゃないものがぞろぞろ出てきました。System 6とか、7とかのフロッピー!もまだありました。使えるかな…笑

ヴィンテージMacでも、今後必要になったとしても、OS9、OSX 10.5、10.6あたりになるでしょうね。ちょっと整理しておかなくちゃいけませんね。

ご利用ありがとうございました。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください