SONY VAIO Lシリーズ VPCL218FJ/WI BIOSパス解除 汎用Windowsでリカバリー ドライバ設定

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「電源は入るのですが、システムがありませんと出て動かないのです。これの修理はできますか?」とお持ち込み。

電源は普通に入りますがしばらく待つと「Operating System Not Found」表示になります。お客様からは、中には新しいディスクが入っているはずで、ご自身でリカバリーをしようとしたが、うまくいかなかったとのこと。

マシン内蔵ドライブの確認と、その後Windows USB起動ディスクを使うためにBIOSを開いてみることにしましたが、

おっと、BIOSパスワードがかかっていますね。

おっと、BIOSパスワードがかかっていますね。

 

お客様にも確認しながら入力していきます。

お客様にも確認しながら入力していきます。

3回間違えると以下の画面になりました。

Onetime Passwordと出ました。

Onetime Passwordと出ました。

BIOSパスワードがわからないと、通常の方法でのリカバリー作業ができません。

Onetime Passwordとは、上のKey番号を使って、Generate(生成)すればBIOS解除パスワードが出るはずですが、それを何に入れて生成するかが課題。

ここで、

「BIOS password generate」で検索してみると、便利なサイトがみつけました!

Clear unknown BIOS passwords

こんな便利なサイトがあるとは知りませんでした。

こんな便利なサイトがあるとは知りませんでした。

BIOSパスでOnetime Passのジェネレーター自体は10年くらい前からいろんなツールがあるみたいですね。BIOSパスの解除っててっきりハード的な方法で外さないといけないと思っていました。(新しいモデルでもできるのかは知りません。)

使い方

key番号をサイトの①に入力。生成された②を入力

key番号をサイトの①に入力。生成された②を入力

実際のサイトでの入力と出力の様子

上部に①keyを入力すると、②に番号が生成されます。

上部に①keyを入力すると、②に番号が生成されます。

Onetime Passwordが出るBIOSパスだとうまく解除できるのかもしれませんね。

BIOSパスワード解除できました!

ということで汎用のWindows 10で起動すると、内蔵SSDドライブは認識できたので、そちらにリカバリー作業をしていきます。

リカバリー作業中

リカバリー作業中

正常起動まで来ました

以前一度10でお使いだった様で、ライセンス認証も問題ありませんでした。

以前一度10でお使いだった様で、ライセンス認証も問題ありませんでした。

内蔵ドライブ

ほぼ新品のSSDが入っていました。

ほぼ新品のSSDが入っていました。

ディスク性能

速度も普通に出ていますね。

速度も普通に出ていますね。

ドライバ類をあてる

下部に3個あたってないものがありますね。

下部に3個あたってないものがありますね。

ツールを使いドライバを当てていきましたが、1個だけ不明のままでした。

不明なデバイス

不明なデバイス

このVAIO自体Windows 7 時代のものでテレビチューナーが入っているとのことなので、それだとすると10ではそのドライバ自体が存在していません。

7時代のVAIOに搭載されたチューナーは10を入れると使えなくなることは最初にお客様に話してありましたので、こちらで完了となりました。

ご利用ありがとうございました。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください