「ウイルスセキュリティを更新し、再インストールしていたのですが、いっこうに終わらず、再起動しようとしたらログイン不可になってしまいました。PCの初期化も試みたのですが、問題が発生したためできません。となってしまいます。」とメールにてお問い合せをいただきました。
お預かりして起動しますと直ぐに下記の画面です。
お客様でもいろいろ試されたそうですが、エラーになってしまうそうです。
以下の画面が出て正常に戻すことが出来ませんでした。
お客様にはデータを全部消して良いのかの確認をした後、USB回復ディスクを作って外部起動でリセットすることにします。
ここからはUSB起動ディスクの作成に別のWindowsマシンが必要になります。
Surface 回復イメージのダウンロード
上記MicrosoftサイトにSurfaceのリカバリーイメージがあります。シリアル番号を入れれば適合するモデル専用のリカバリーイメージがダウンロードできますので、そちらで回復ディスクを作成して起動〜修復を試します。
今回は Surface Pro 6 – 256GB i5 8GB M1796 – Windows 10 Home Version 21H2 を使っていきます。
ダウンロードできたら、
Surface の USB 回復ドライブの作成と使用
Microsoftサイトの説明に沿って、別のマシンの回復ディスクの作成を利用して作成していきます。
Surfaceの起動設定
USBディスクが出来たら、SurfaceをUSBメモリから起動する設定に切り替えます。下記の画面が出るまで音量アップを押し続けたまま、電源ボタンを押して放します。しばらく待てばUEFIの画面になります。
あとはUSBメモリを挿して再起動します。
無事Windows 10で動作するようになりましたが、お客様は11でお使いとのことでしたので、そのままアップデートしていきます。
Officeも入っていませんので、入れ直していきます。Surfaceでしたら、通常はMicrosoftアカウントに紐づけされていますので、サイトからダウンロード、設定が可能です。
お持ちのMicrosoftアカウントを設定してすすめるうちに、Microsoftのクラウドサービス、OneDriveにオフィス系データもほぼ残っていることもわかりました。
こちらで全て完了です。
ご利用ありがとうございました。