沖縄市よりのお客様「半年前から電源が入らないことが起こる。充電器を変えてみても不安定な状態。（入ったり入らなかったり）最近はつかないことが多い。」とお持ち込みです。
店頭チェックでは、充電器を繋がないときは電源はいらず。充電器をつなぐとすぐに電源が入り起動しました。バッテリー残量はほぼなく、2％の表示。起動しないということから、バッテリー系の不良だと思われます。
少しだけ残っていた様ですが…
新品での購入が2016年2月頃とのことですので、7年目でよく頑張っている方だと思われます。
バッテリーチェックをしてみますと、設計容量より85%程度の能力です。177回の充放電回数はコンピュータだとまあまあ多めです。
さて、Surfaceのバッテリー交換はステッカーで貼られた液晶パネルを丁寧に外していく作業が必要となります。液晶パネルのガラスを割らない場合でも不具合が出やすいので、念の為、液晶パネル交換も前提としたお話もさせていただきご了解を得た上で作業に入らせていただいております。
液晶パネルを開けることができました。
ヒートシンク、基板を外していきます。
バッテリーを外して取り替えます。
基本動作チェックを行ったあとは、放電〜充電を行うキャリブレーションでバッテリー調整を行って完了となります。
バッテリー放電をして
時間を置いて満タンになるまで充電します。
100%になりました。
バッテリーの調整（充放電）を何度も行うと、急激な劣化のもとにもなるので要注意です。
ご利用ありがとうございました。
