Mac修理国際通り

MacBook Proのタッチパッド

MacBook Proのタッチパッドの反応がおかしくなるという事例が増えてきています。
普通のノートPCのパッドと違って、iPadの様に指の本数で命令が違って効くようになっていたり(マルチタッチ?でいいのかな?)、拡大縮小などにも使える様になっているので、機構がより複雑で壊れやすいのでしょうか。ただ以前に交換しても改善しない場合がありましたので、交換だけで全て治るともいいきれないところがちょっと困りますね。
今回のは開けてみてわかりましたが、なんらかの液体に濡れてしまった後がありましたので、その製で動作がおかしくなったのでしょう。

本日は、新品部品と取り替えて、無事、動作するようになりました。
ご利用ありがとうございました。

iMacが立ち上がらなくなったがデータが必要な場合

「iMacが昼休み後に立ち上がらなくなってしまった。起動させるより何より、中のデータが取り出したい。」とお持ち込みのお客様。
うちでも使ってるiMac (21.5-inch, Mid 2010) ですね。この型ももう5年になりますか。んーがんばってますね。起動しない場合電源のリセットで治る場合もあります。

Mac Pro、Intel ベースの iMac、Intel ベースの Mac mini、Intel ベースの Xserve の SMC をリセットする
1 コンピュータを終了します。
2 コンピュータの電源コードを抜きます。
3 15 秒間待ちます。
4 コンピュータの電源コードを接続します。
5 5 秒間待ってから、電源ボタンを押してコンピュータを起動します。

今回は最初から電源が入らないので、ちょっとだけ違う方法で、リセットを行います。iMacの背面から電源ケーブルを抜き、1分程度おいた後、パワーボタンを押しながら電源を差すという方法。お持ち込みの前に頂いた電話でこの方法をお試し頂きましたが、このリセットも効かなかったようです。

悪いのはおそらく電源部だと思われますが、修理する云々より先にデータが取りたいとのことでしたので、内蔵ディスクを外して外付けケースに入れてお渡しすることにしました。これでとりあえず今日の業務は大丈夫だろうということで、iMacは入院でお客様は会社に戻られました。
※3月13日(金)は、午後2時よりの営業となります。どうぞよろしくお願いいたします。

MacBook Pro 2011, 2012 モデルのリコール発表

「ごく一部の MacBook Pro システムに、ビデオ (画像) が歪む、画面に何も表示されない、システムが突然再起動するといった問題が起きる可能性があることが判明しました。影響が確認されているのは、2011 年 2 月から 2013 年 12 月までの間に販売された MacBook Pro システムです。」
AppleからMacBook Pro15、17インチモデルのリコールが発表されました。日本では2015年2月27日から修理手続きがはじまるようです。
MacBook Pro ビデオの問題に対するリペアエクステンションプログラム
http://www.apple.com/jp/support/macbookpro-videoissues/

ただ、このGPUの不具合は、15インチと17インチだけの問題ではなく、MacBook Pro13インチ、MacBook Air 13インチ、iMac27インチ(これはリコールがありますが、全機種ではない)など。Macintosh 全般において起きていますので、できれば全機種対応して欲しいところです。さらに、過去に動かなくなっているMacもGPUの不具合だったりするわけですが…(似たようなGPUの不具合は実はWindows機でも多く発生しています。)そうなるとかなり膨大な台数になりますので、やはり無理ですよね…
さて、一番、確実な改善策としては基盤交換ということで、5万以上かかっても良いというお客様の多数をアップルでの修理をお勧めしていました。MacBook Proを動かないままおいている方はこちらのリコール実施期間中に修理を行ってください。
※現在、お預かりしている分につきましては、早々にお返しできるように準備をしておりますので、今しばらくお待ち下さい。

MacKeeperというソフト

いまさらなんですが、Macintoshでネットを見ていて、このような画面が出たことはありませんか?

この画面が出てもダウンロードはしてはいけません。実際に本体自体には何も起きていないのにソフトをいれさせるためにこういう表示が出るようになっています。こういうソフトはWindowsではもう数え切れないくらいありますが、Macではそこまでたくさんありませんし、見た目がしっかりしてるっぽいので、案外入れてしまう方まだまだ多いみたいですね。
簡単にいうと、ユーザーにむけて「大変ですよ!おそくなりますよ」と煽り、ダウンロードさせ最終的にはお金を払わせるソフトなので、入れる必要は全くありません。


入れていても実害もないというところが、これまた憎いのですが、役に立つとも思えないまだこのソフトを入れている人も多いみたいなのでかいてみました。
詳しくかいている方がいらっしゃるので、そちらを参考に意味がないと判断したらアンインストールをした方がいいかも。
MacKeeperが話題になっているらしいのでちゃんとインストールしてレビューしてみた

MacBook Pro 13 DVDが出てこない

DVDが出てこないと言ってお持ち込みです。
よくあるパターンですが、強制排出ででることがあるので試して見ましたが、でてきません。光学ドライブからメディアを排出するのは、キーボードのイジェクトを押し続ける他に、

起動時に
ノートならタッチパッドのボタンを押し続ける
デスクトップならマウスボタンを押し続ける


と強制排出されることがあります。
今回のはうまく排出できませんので、分解にて対応です。
Macのほとんどはスロットローディング式の光学ドライブになっているのですが、故障する確率がかなり高く、新しいモノに換えても壊れてしまうので、部品自体が壊れやすいと言うことなのだと思いますので、交換ではなく外付けで対応するようお勧めしていました。
分解していくと

なんと、間違えてダミーの円盤まで一緒に入れてしまってました。道理で出てこないわけです。
ということで今回は取り出して無事終了です。