Mac沖縄

MACBOOK AIR 11 液晶アセンブリ交換

いやー梅雨なのに、雨も降らずにカンカン照りであっつい事あっつい事。


さて、MACBOOK AIR (11-INCH, EARLY 2015) 液晶アセンブリ交換です。
液晶画面をとじたままアルミ筐体にとがったものを落とされた様で、液晶画面が割れていました。MacBook AirはAppleのノートの中で一番薄く液晶がダメージを受けやすい機種です。液晶側だけでなく、裏側からのダメージも要注意です。
少々お時間をいただき液晶アセンブリごとの交換です。液晶のみの交換も可能ですが、今回は筐体も傷ついていますのでそちらと丸ごとの交換をお勧めしました。

過去、カバンの中に入れて運ぶ際、一緒にいれたドライバーの様な道具で液晶ウラから圧迫され、開けて見ると画面を割れてしまったというお客様もいらっしゃいました。アルミ側には少しのキズだけでした。ということで軽くて持ち運びしやすいMacBook Airはとにかく要注意です。

MacKeeperは入れないように!何度も言うようですが

じめじめとした梅雨がやってきましたが、雨を楽しむゆとりも欲しいものですね。
さて、お客さんのマシンを見させて貰うときに、結構な確率で入っているのがこのMacKeeperと言うソフト。発見次第「捨てます」と言って即ドラッグでゴミ箱に捨てています。

写真はfacebookのタイムラインに流れてくる広告ですが、このソフトはいれたらダメです。「Macで発生する問題も多くの場合がウイルスです。MacKeeperはウィルスの検出と削除に役立ちます。」とありますが、この言葉をそのまま鵜呑みにしてはいけません。Macを不安定にさせるほど破壊的なウイルスでしたらもっと大騒ぎになっているはずです。
★参考 Macのウイルスについて
Macに潜むウイルスの確認方法、4種類の被害と12の対策
MacKeeperを入れると定期的にあれがおかしい、これがおかしいってポップアップが出てきて、毎回有料版を購入するように薦められますが、もちろん買ってはダメです。Windowsでは結構前からありますが、ユーザーを巧みに脅してお金を取ろうとするいわゆるアドウェアと呼ばれる詐欺まがいなソフトと考えて良いかと。Macでは同類のアドウェアに「MACDefender」とか「MacProtector」とかがある模様。いかにも役立ちそうな名前ですね。
MacKeeperの古いバージョンは手動でゴミ箱に捨てられましたが、最新版はそれも出来ない模様。安易にほいほい入れないで下さいね。
それでも入れてしまった場合にはAdwareMedicというソフトが有効な様ですのでメモしておきます。
★参考 AdwareMedicについて ※記事がすこし古いので現時点で有効かどうかはわかりません。
知らない間にMacにインストールされたアドウェアは「AdwareMedic」で削除しよう
★参考 MacKeeperについて参考になります。
2016年版MacKeeperをやっつけろ!!超迷惑アドウェアを瞬殺する方法

MacBook Pro バッテリー交換修理

お久しぶりです、Eccoスタッフの ishimineです。
今回は、MacBook Proのバッテリー交換修理について書きたいと思います。
まずは、この写真をどうぞ、↓

※トラックパッドに亀裂が入っています。
お客様からトラックパッドが壊れたということで、
受付をしたんですが、見てみると内部から押し上げられて
トラックパッドが「もう、無理っ」と悲鳴をあげています。
お客様に説明をして、内部を調べてみることに・・・・。

もう、ネジもトラックパッド同様「無理っ」状態です。
ゆっくり、ゆっくり裏蓋を開けてみると・・・・・。
うおっ‼︎‼︎‼︎

バッテリーが膨れるのは知ってはいましたが、
想像以上でした。
それよりもこの状態で動いていたというのが、
さらに、驚きです。
修理内容は、トラックパッドとバッテリー交換修理で
無事、元の元気な状態でお客様にお渡ししました。
本当に良かったです‼︎
Eccoでは、スマホ修理の他にタブレット、
MacやWindowsなども修理しております。
もし、お困りの際にはお気軽にお問い合わせください。
***【ECCO / Smapho Dr. 沖縄那覇店】***
営業時間:月 – 日10:00 – 19:00
定休日:不定休
TEL:098−863−4041
**********************

【2008年Macで6sに対応できました】10.8以降がインストールできないMacに10.9を入れる

「6sに機種変したのでiTunes 12以降じゃないと同期ができなくなりました。でも手持ちのMacBookのOSXは古くてiTunes12が動かない。でもiTunes12を動かすのに必要な10.8以降がインストールできない機種なんですよ。どうにかなりませんか?」とお持ち込みです。同期しないということは機種変前の古いiPhoneからのバックアップ復元できないということ。いやー不便ですね。
WindowsだとどのバージョンでもiTunes12が入るはずですが。アップルの策略でしょうかね(*^_^*)
合わせてSSDへの換装もご希望でしたので、古いMacに10.8.5以降をいれるツールがあるのは聞いていましたので「これは試して見たい作業ですね。」なんて感じで、この後起きるインストールして地獄も知らず、いつものように安請け合いをしてしまいました。
さて、今回チャレンジするMacBookは4,1(13-inch, Early 2008)。10.9Mavericksを入れましょうと提案。作業工程としては、そこまで複雑ではありません。
1、SSDに換装する 〜 2、専用ツールにてこのMacBook 専用(MacBook 4,1)の10.9インストールディスクを作る 〜 3、SSDにインストール
という流れでめでたく完了するはずなのですが、いろいろ試してもすんなりインストールできませんでした。
専用のインストーラを作る作業が、成功したり成功しなかったり、成功しても起動できなかったりと、失敗するにしても挙動にムラがあり障害のきりわけができませんでした。数日なかなかうまくいかずあーだこーだ悩みながらやっておりました。
しかし、最後に「全部見直して初心にかえってやってみよう」と試した回でようやく成功。
いやー今回の作業での問題点は、インストーラを作成する段階で、USBメモリを使ったことでした。
みなさん専用インストーラを作るのにはHDDを使ってくださいね!

今回Macには10.7を入れてos言語を英語で作業をしました。外付けHDDがあるとちょっと便利。最終的にはHDD上にインストールした専用の10.9をSSDに複製(直接はうまくいかない)して、お客様の元ユーザも全て移行して完了しました。少々まわりくどいですが、結局これが一番うまくいきました。ただし、サウンドが鳴らないなどの若干の不具合がある様です。
ということで、無事起動後アップデートも問題無くできました。iTunes12を立ち上げ、6sを繋いでみます。
問題無くあっさりと認識。ふぅーここまでの道のりの長かったこと…(回想中)

ツールは日々アップデートされていて、現在は10.10Yosemite、10.11El Capitanまで対応可能だったりする様です。古いMacで10.9がSSDの載せ替えもあってきびきび動いています。お客様にもお喜びいただき、私も何日かの残業が無駄にならずにすみました。(笑)諦めずに続けてよかったです。
そしてお客様からのご要望がなければこの作業もありませんでした。お客様に改めて感謝です。
ーー
★MacPostFactor 1.0.1で設定中の画面
設定中

インストールディスクが作成出来た時の画面

インストール起動中。この画面もうまく行きはじめてから見るようになりました。(この画面が出ないと失敗しているかも)

インストール待ちには、ウォーキングデッドを視聴。(僕も目をとじたくなっています)

準備中〜

ジャジャーン!完成後、起動。OSX初期設定画面

アップデートもうまく行って

無事10.9.5で6sを認識しました!


※音が鳴らないなどの不具合が確認されていますが、全般的な動作には問題有りません。(今のところ不完全ながら対応策はあるようです)
3/27追記 AppleHDA.kextなどを対応のものに入れ替えれば音は鳴るようになりました。
ダウンロードはこちらから。(自己責任でお願いします)

★余談;SFOTTで設定中の画面。

使ったツールと参考にさせて頂いたサイトの覚え書きです。(ご利用は自己責任でお願いします)

★うまくいったツール
MacPostFactor 1.0.1
★試したけどうまくいかなかったツール(MacBook4,1固有かもしれません)
MLPostFactorV0.3
10.9がうまくいったやつの旧バージョン。これで10.8.4(MountainLion=ML)までは入りましたが、iTunes12は10.8.5じゃないと入らない。どうやってもアップデートできないので…泣く泣くやり直ししました。
OS X Extractor v1.31
Sixty Four On Thirty Two (SFOTT)
★参考にしたサイト
Install Mac OS X 10.9 on unsupported MacBook
Install Mavericks on Unsupported MacBook 4,1
対応外のMacにOS X 10.8をインストール [OS X Mountain Lion]

コンピュータは常に空き容量をチェックしましょう

突然Macが動作しなくなったということでお持ち込みがあるのですが、
・タッチパッドが反応しない
・動作がかなり遅い
など急に不具合が出だした場合に多い原因として
内蔵ディスク(SSD、HDD)の空き容量が少ない場合
があります。
最近はiPhoneなどのスマホがかなり高性能になり動画、写真などのサイズが飛躍的に大きくなっています。
そのバックアップをしている間にいつの間にか空き領域が少なくなっているパターンが多い様に思います。


HDDもSSDも空き領域はコンピュータを正常に動作させるため、またディスク自体のメンテナンスをするためにも必要です。
空き容量が多ければ多い程いいです。数値で言えば50GBは残しておいた方がよいと言われていますが、
最低でもディスク全体のサイズの20%は欲しいところ。
頻繁に不具合がおき「フリーズ」したので、「おかしいな?」と思いつつ
強制終了などを繰り返していると、最悪はクラッシュさせてしまい
ディスクそのものを壊してしまう可能性があります。
どうぞお気をつけください。
この様な不具合を避けるために日頃から空き領域をチェックできる様にFinderの設定をしましょう。


Finder上でウインドウを開くと、下段に空き表示が出るようにしておけばバッチリ。
Finder > 表示 > ステータスバーを表示
にすればOKです。これでウインドウを開く度に最下段に空きの表示が出ます。
調子が悪いなと思ったときに空きが少なかったら
大事なデータの入ったMacです、なによりもまずバックアップをとって、
いらないと思われるファイルをできるだけどんどこ捨てていきましょう。
データが取りたいがどうしてもうまくいかない場合は、何度も再起動を繰り返す前にお気軽にご相談ください。
もちろん容量のアップやHDDからSSDへのアップグレードも可能です。